152 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/14(水) 01:12:28.13 ID:pwo2pOdD
木村常陸介重茲は越前の城主であったが、ある時、伏見へと参勤する途上、先駆の部将が過って
自分の槍を松の枝に触れさせ、このため穂鞘が抜けて槍身が現れた。
人々これを見ると、なんとそれは錆が点々とし、久しく研いでいない物のようであった。
木村重茲はこれを見ると大いに怒り、その部将を呼びつけ怒鳴りつけた
「今は戦国の世上であるのだから、常に刀槍に心を用いなければならない!
一旦事起これば直ちにこれを持って敵陣へと迫らなければならないのだぞ!
それなのに汝の槍身はこの様に錆び腐っておる!これはもののふの大恥辱ではないか!!」
そうして、従者に自分の槍を持ってこさせ、この部将に指し示して高らかに言った
「汝、大名の槍を見よ!このようにして初めて戦場に役に立つことを得るのだ!!!」
と、穂鞘を外す!が!…何という事であろう、その刀身、盡く腐食し、一面赤鉄のような有様であった。
重茲はこれに大いに恥じ、暫くしてから言葉の様子を改め
「だ、大名の槍であっても、尚このように錆びやすいのだ!いわんやお前たちの槍などは、
一層注意して常に鋭利にしておかねばならないのだぞ!」
そう言い捨てると騎馬を早め、急いで伏見に入った。
しかしこれにより、部下の兵士たちは互いに、この時の重茲の様子を真似て「大名の槍を見よ!」
と言い合い、一時の物笑いとなったという。
(古雄逸談)
153 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/14(水) 01:27:12.74 ID:nsGe281h
コントすか
154 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/14(水) 01:29:27.46 ID:uARZlxcL
なんという波平
155 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/14(水) 01:32:28.18 ID:fC7SP62V
ところで、其れがしの槍をどう思う?
156 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/14(水) 06:48:36.78 ID:9HkHpjir
ほほえましい
157 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/14(水) 07:26:13.23 ID:o1/fyvwZ
>>155
すごく 使った形跡がありません
195 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/20(火) 11:33:04.12 ID:sFUGCDfe
>>157
くそっwこんなんでw
木村常陸介重茲は越前の城主であったが、ある時、伏見へと参勤する途上、先駆の部将が過って
自分の槍を松の枝に触れさせ、このため穂鞘が抜けて槍身が現れた。
人々これを見ると、なんとそれは錆が点々とし、久しく研いでいない物のようであった。
木村重茲はこれを見ると大いに怒り、その部将を呼びつけ怒鳴りつけた
「今は戦国の世上であるのだから、常に刀槍に心を用いなければならない!
一旦事起これば直ちにこれを持って敵陣へと迫らなければならないのだぞ!
それなのに汝の槍身はこの様に錆び腐っておる!これはもののふの大恥辱ではないか!!」
そうして、従者に自分の槍を持ってこさせ、この部将に指し示して高らかに言った
「汝、大名の槍を見よ!このようにして初めて戦場に役に立つことを得るのだ!!!」
と、穂鞘を外す!が!…何という事であろう、その刀身、盡く腐食し、一面赤鉄のような有様であった。
重茲はこれに大いに恥じ、暫くしてから言葉の様子を改め
「だ、大名の槍であっても、尚このように錆びやすいのだ!いわんやお前たちの槍などは、
一層注意して常に鋭利にしておかねばならないのだぞ!」
そう言い捨てると騎馬を早め、急いで伏見に入った。
しかしこれにより、部下の兵士たちは互いに、この時の重茲の様子を真似て「大名の槍を見よ!」
と言い合い、一時の物笑いとなったという。
(古雄逸談)
153 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/14(水) 01:27:12.74 ID:nsGe281h
コントすか
154 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/14(水) 01:29:27.46 ID:uARZlxcL
なんという波平
155 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/14(水) 01:32:28.18 ID:fC7SP62V
ところで、其れがしの槍をどう思う?
156 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/14(水) 06:48:36.78 ID:9HkHpjir
ほほえましい
157 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/14(水) 07:26:13.23 ID:o1/fyvwZ
>>155
すごく 使った形跡がありません
195 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/20(火) 11:33:04.12 ID:sFUGCDfe
>>157
くそっwこんなんでw
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コメント
人間七七四年 | URL | -
自分でやらず、従者に槍の手入れさせてたんだろうな
( 2013年08月14日 21:07 )
人間七七四年 | URL | -
木村重成「反面教師にしよう」
( 2013年08月14日 22:30 )
名無しさん@ニュース2ちゃん | URL | -
のちの民主党である
( 2013年08月14日 23:21 )
人間七七四年 | URL | -
同じ錆槍でも、福島さんちの可児くんとはえらい違いやね
( 2013年08月14日 23:50 )
人間七七四年 | URL | -
ひどいブーメランをみた
( 2013年08月15日 00:50 )
人間七七四年 | URL | -
田舎のばあちゃんの斑に黒光りした菜っ切り包丁もあっという間に錆びるぞ、毎日使っていてもな。
( 2013年08月15日 00:54 )
人間七七四年 | URL | -
いつでも刺せちゃう人間無骨は相当手入れされてたんだろうな。
( 2013年08月15日 02:38 )
人間七七四年 | URL | -
歌仙もだね…
??「100人斬っても大丈夫!」
よし、今から盆で忙しそうな関所の助っ人に行ってくるか
( 2013年08月15日 02:45 )
そら名無しよ | URL | -
※7,8
??「汝、大名の槍を見よ!」
その刀身、血に塗れ、一面赤鉄のような有様であった。
( 2013年08月15日 06:28 )
人間七七四年 | URL | -
そりゃ血痕放置したら錆々になるよ(真面目)
マジレスすると刀剣の錆止めとか滅茶苦茶面倒くさいし金かかるし大変だわな
蜻蛉切だの人間無骨だの家宝級の物ならともかく無銘の槍にまでそんなに手なんざ回せんわ
( 2013年08月15日 14:48 )
人間七七四年 | URL | -
商売道具なんだから、合戦中ならともかく平時には手入れしないと(笑)
使用後にしっかり血糊ぬぐって、丁子油ひいておくだけでもだいぶ違うんじゃない
( 2013年08月15日 16:47 )
人間七七四年 | URL | -
錆止め油その物も酸化しだすと酷い錆の原因になるんだなぁ、これが
あとどうしても揮発するから油→拭き取り→油は高頻度でやらないといけない
( 2013年08月15日 19:02 )
人間七七四年 | URL | SFBGbMyU
実際のところ、鑓が錆びてると戦場で後れをとりそうなものなの?
ボロボロってんでなけりゃあそう変わらないように思えてしまうが…
( 2013年08月15日 19:20 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
WD-40のような便利な防錆スプレーがない時代だからねぇ
( 2013年08月15日 19:41 )
人間七七四年 | URL | -
※13
重くなるのと耐久性が滅茶苦茶落ちる
錆々の鉄パイプって女の子でもへし折れるんやで
そんくらい錆は金属の天敵
( 2013年08月15日 20:06 )
人間七七四年 | URL | /5lgbLzc
>実際のところ、鑓が錆びてると戦場で後れをとりそうなものなの?
一年通じて何食って何時間寝てどれだけ外で遊んだかで体格はべらぼうに変わるし、
昨晩何食って何時間多く寝て就寝時の室温は適切だったか云々で格闘家(プロでなくても)も勝負がつくから、
命のやりとりする武士にしてみれば、獲物の良し悪しは随分違うと思う。
( 2013年08月15日 20:18 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
つーか赤錆はほっといたら芯まで腐らす
表面から見ただけではなかなか判別が付かないところまで腐食してることもあるからね
「えいや!」と鎧を突いた瞬間ボキッといったらもう終わりwww
( 2013年08月15日 22:00 )
人間七七四年 | URL | -
日々の手入れが戦場での生死を分けるという点では、身体も武具も同じということだね
なんにせよ、この従者は後で説教されたにちがいないw
( 2013年08月15日 22:19 )
人間七七四年 | URL | -
____
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\
/ ⌒(__人__)⌒ \ 汝、大名の槍を見よ!
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
ノ \
/´ ヽ
___
/ \
/ノ \ u. \ !?
/ (●) (●) \
| (__人__) u. | クスクス>
\ u.` ⌒´ /
ノ \
/´ ヽ
____
<クスクス / \!??
/ u ノ \
/ u (●) \
| (__人__)|
\ u .` ⌒/
ノ \
/´ ヽ
( 2013年08月17日 12:36 )
人間七七四年 | URL | -
※17
その時はもう、折れた槍などさっさと捨てておけ。世の中にはふんどし一丁+徒手空拳で敵陣に突入して敵の槍奪って無双出来る血まみれのもののふもいる。
( 2013年08月17日 12:37 )
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