92 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/09/10(火) 17:22:58.46 ID:94lW3wVa
蜂須賀家で、大坂冬の陣での諸臣の論功が行われた時、倉知由久は自身の功を語らなかった。
ある人が「あなたは何故自分の功を言わないのだ」と、尋ねると、
由久は「夜戦の射は功となすに足らず」と言った。その後、由久の射た矢を送って来た者がいて、
矢には漆でその姓名が記してあり、蜂須賀至鎮は由久を呼んでこれを示した。
由久は矢を取り、灯火に照らしてじっと見ると、「字が剥がれています。恐らく私の名では
ないでしょう」と言って、その賞を辞した。
――『峻徳公略伝』
93 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/09/10(火) 23:45:26.17 ID:DhDE9OYD
控えめにも程が過ぎるだろw
94 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/09/11(水) 00:11:01.16 ID:scoqACeA
豊臣を攻める戦が気に食わなかった?
蜂須賀家で、大坂冬の陣での諸臣の論功が行われた時、倉知由久は自身の功を語らなかった。
ある人が「あなたは何故自分の功を言わないのだ」と、尋ねると、
由久は「夜戦の射は功となすに足らず」と言った。その後、由久の射た矢を送って来た者がいて、
矢には漆でその姓名が記してあり、蜂須賀至鎮は由久を呼んでこれを示した。
由久は矢を取り、灯火に照らしてじっと見ると、「字が剥がれています。恐らく私の名では
ないでしょう」と言って、その賞を辞した。
――『峻徳公略伝』
93 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/09/10(火) 23:45:26.17 ID:DhDE9OYD
控えめにも程が過ぎるだろw
94 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/09/11(水) 00:11:01.16 ID:scoqACeA
豊臣を攻める戦が気に食わなかった?
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コメント
人間七七四年 | URL | -
そういえば逸話を見る限り、色んな戦場で矢に自分の名前を「彫ってた」のもずいぶんいたね。この人は漆で書いていたのか、蒔絵の様に彫った上に漆を埋めていたのか。剥がれてと言っている辺り、書き込んだだけだと思うけど。
( 2013年09月10日 20:22 )
人間七七四年 | URL | -
上に報告しないから謎の戦果が発生した
某ドイツ人を思い出した
( 2013年09月10日 20:32 )
人間七七四年 | URL | A75NpKCQ
一方、豊臣方では南部の光り武者が…
利直 「…」
( 2013年09月10日 20:39 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
これを読んでいたら鈴木大学を思い出しんだけど、やっぱり、高級な矢に名前を刻むのは一般的やったん矢ね
ttp://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-1226.html
( 2013年09月10日 22:37 )
人間七七四年 | URL | -
主君に直に嘘ついたのか?
( 2013年09月10日 23:06 )
名無しさん@ニュース2ch | URL | -
あきらかに致命傷になった矢を抜いてもってきてくれるのかな?
お腹貫通、脳天直撃クラスじゃないとダメな気がする
( 2013年09月11日 01:01 )
人間七七四年 | URL | -
三河者かと思う逸話だな
( 2013年09月11日 08:32 )
人間七七四年 | URL | -
刀や槍を用いて、目の前で敵をKILLしないと納得しない人種だったのかもしれない
( 2013年09月11日 19:54 )
人間七七四年 | URL | -
そんな人は矢に名前を入れんだろ
( 2013年09月11日 20:07 )
人間七七四年 | URL | ZQMeTpW2
夜戦の……と限定してることに意味があるとすれば、
夜は狙って射てもそうそう当たるもんじゃない、まぐれに近い戦果で誇るに足らない
くらいのことかもしれない
個人的な経験だけど、サバゲでも夜戦スナイプは当たれば儲けものくらいの気分で撃ってたので、運良くヒットしても自分の腕のおかげとはあまり思えなかった
( 2013年09月11日 22:10 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
素人考えだけど、
闇の中の射だから矢に名を刻んでて、手柄になった場合相手は戦の習いとして返したんだろう。
由久は当初、功がないと思って潔くしていたけど、後に矢を返されても言ったことを翻えすことが出来ず、見栄張ったんじゃないかな?
( 2013年09月11日 22:11 )
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