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朝倉武士の最期・壮絶な話

2008年12月19日 00:03

384 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/18(木) 21:08:57 ID:aZthn7NA
朝倉武士の最期  いい?悪い? とにかく壮絶な話

天正元年8月、小谷城救出に近江に出張った朝倉軍であったが、敗色が濃くなり越前へと
退却を始めた。しかし、国境の刀根坂で織田軍に追いつかれ、激戦の末、精鋭はほとんど
討ち取られてしまった。その時のこと。

信長が首実検を行っていると、一人の名の有りそうな武将が引き出されてきた。
前年、朝倉方から寝返った前波吉継に名を尋ねると、初代孝景からの譜代の家柄で府中の
奉行人を務める印牧氏の一族、印牧弥六佐衛門でございます、と答えが返ってきた。
前田、佐々といった若手猛将の部隊と戦っているうちに疲れ果て、動けなくなったところを
捕らえられたという。

信長「印牧の名は聞いたことがある。死を免じよう。縄を解いてやれ。」

印牧「ありがたきお言葉。しかしおのれは朝倉譜代の家臣。特に義景様に目をかけられ奉行
   まで任命された身。すぐに殺していただきたい。」

前波「何を言う。信長様がお許し下さるのだ。本領も安堵されよう。ただ畏まってありがたき
   幸せと申し上げよ。」

この言葉にかちんときた弥六佐衛門、大目玉を向いて前波を睨みつけると、
印牧「貴殿こそ何を言う!前波家こそ朝倉の筆頭重臣ではないか!
   お主が一番義景様のご恩を受けていると言ってもよい。
   それが一度勘気を蒙っただけで、敵に寝返るとは人の道に反しておる!
   さあ、即刻この首を刎ねよ!武士の最期を見せよう!」

最早、何を言おうと聞かないだろうと川原に引き出して斬ろうとすると、

印牧「待て待て、武士を殺すには仕来たりがあろう。腹を切るから脇差しを請いたい。」

意気に思った者が脇差しを渡すと、腹を見事に十文字にかき切って、腸をつかみ出した。

印牧「さ・さあ・・早く・・・」

催促されて、太刀持ちが素早く首を落としたが、その場にいる者皆この最期に感嘆したという。

一方、前波吉継はその後越前守護に任命され、一時栄華を欲しいままにしたが、まもなく失明。
同じ寝返り組の富田長繁に襲われ討死にした。刀根坂の戦いからわずか五ヶ月後のことである。


385 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/18(木) 22:12:50 ID:FAKGNnh0
>>384
ホロリとする話じゃあないな。
でも、いい話に入るんだろうなぁ。しかし壮絶やな。
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