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木村重茲の槍・悪い話

2008年12月22日 00:01

526 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/21(日) 16:48:55 ID:SEFG7cel
流れは装備の話か

木村常陸介重茲の大名行列が領国の越前府中から、京へ向かっていた時のこと。

行列に加わっていた鉄砲奉行の槍が、道端の松の枝に引っかかり、槍の鞘が外れて
抜き身になってしまった。槍の先はサビが浮いていた。

「プッ」「何あれ・・・」「あれでも武士かね・・・」「いざという時どうすんの・・・」 ヒソヒソ・・・

これを聞きつけた常陸介、かの鉄砲奉行を呼びつけ、さんざん叱りつけた。

「侍たる者が、何たる不心得か!恥ずかしくないのか?!我が愛槍を見よ!!」
常陸介、自分の槍を取り寄せ、抜き放った。


赤い。 一面サビだらけで、真っ赤になっていた。

「ヲイヲイ・・・」「え?ネタ?・・・」「どうすんだコレ・・・」 ざわ・・・ざわ・・・・・・

コホン。
「分かったか? ふだん槍を使う必要のない大名の槍がサビていて、この騒ぎだ。
仕える身のおまえたちは、なお油断してはならぬ。以後、注意して槍を手入れせよ。」

そう言って、足早に立ち去った。 (武辺咄聞書)

重成が大阪の陣であんなにがんばったのは、オヤジがこんなだったからかなー
とか思ったり。



527 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/21(日) 16:58:48 ID:HJ84/qNw
吉本新喜劇みたいだw

528 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/21(日) 17:47:33 ID:Qj1DsIJE
顔真っ赤だったろうなw

530 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/21(日) 18:09:56 ID:HJ84/qNw
槍の手入れといえば結城秀康の
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-542.html

この話思い出した

531 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/21(日) 18:22:49 ID:sXBZugR4
>>530

>>526から考えると市松は家康公のご子息が恥かいちゃいけない
ってんでチェックしてあげた

と好意的に解釈してみるw

534 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/21(日) 22:23:49 ID:FwiWxF20
>>526
コレが本当の朱槍とでもいえばよかったのにw

535 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/21(日) 22:34:27 ID:smCoCUBP
大名って自分の武具の手入れは自ら行うもんなのか?
あげたりもらったりするから結構な本数持ってそうな気がするが。

536 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/21(日) 22:37:48 ID:HJ84/qNw
>>535
贈答用は、それ専門の人間に管理させるんだろうけど、自分の武器としてのものは、
自己管理する人間もいたんじゃ無いかな?
まあ、人にも時代にもよるんだろうけど。

537 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/21(日) 22:48:48 ID:FwiWxF20
>>530
その話で思い出したが…
正則たんは、こう思ったに違いない

何とかして秀康と飲み比べをして、勝利の品としてこれをもらえないだろうか、と

結城秀康の槍は蜻蛉斬、日本号と並ぶ天下の名槍だったらしいからw

538 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/21(日) 23:56:59 ID:aBDUc5+P
御手杵という名だったか
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