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松平太郎作はよく諌めた

2013年11月20日 19:03

656 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/19(火) 19:21:38.98 ID:cohbReQ4
松平太郎作は京都所司代の板倉勝重に近侍して、よく諌めた。
勝重は太郎作が律義である事を知って信用した。

ある年、賄い方の人が扶持方升を小さくした。太郎作は諌めようと思って
勝重の前に出た。すると、勝重は「何か目新しいことはないか?」と問うた。

「この頃、狂歌を読んでいる者がおります」
「それはお前の作意か?」
「私は文盲です。どうして歌を詠めましょうや。
『ほそき物 恋の心に 琴の糸 三郎が脚 扶持方の升』という世上の者が詠んでいる狂歌です」

『三郎が脚』とは、その頃、三郎という脚の痩せて細い男がいたからである。
勝重はこれを悟ってその升を改めさせた。太郎作の諌めは、皆この類であった。

――『武将感状記』




657 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/19(火) 22:33:40.24 ID:Gk+GIWkd
京都所司代に近く仕える人が文盲とかありえるのか?

658 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/19(火) 22:58:01.31 ID:O7LbM148
律儀だから文盲って答えたんだろ。自分を文盲って思わないからこんな質問ができるんだよな。

659 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/20(水) 04:46:40.59 ID:GLbc1BSI
この時代の「文盲」というのは、「教養がない」くらいの意味でとったほうがいいよ

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    管理人さん

    タグリストが松平太郎作「は」になっちゃってます

  2. まとめ管理人 | URL | wZ.hFnaU

    ※1
    あらら、ご指摘ありがとうございます。直しておきましたー

  3. 人間七七四年 | URL | -

    いつも文盲を名乗りながら狂歌で諌めてたのか…

  4. 人間七七四年 | URL | -

    所謂、賤ヶ岳七本鑓の面々も各奉行や代官職を経験しているし
    文章を読めないという程度では無かっただろうしなぁ
    小野鎮幸みたいに全く読めなかったという人の方が珍しかったんじゃないかな

  5. 人間七七四年 | URL | -

    文盲と言うのは文才なんて無いよ的な謙虚な意味合いで使っていたのでは?
    平民出身の秀吉や子飼武将達でも文が残っているのだから、ある程度の武士
    階級になれば、識字率は当然上がると思う。

    でもこれは謡う方も聞く方も教養と寛大さが無いと意味が無い諫め方かも。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    むしろ賄い方で働いてた三郎のその後が気になる。また妙に納得させられる理屈の通った訓戒を所司代自らから直に受けたのだろうか。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    この松平さんはどの流れなんだろ?

  8. 人間七七四年 | URL | -

    ※6
    「三郎が脚」はほそき物の例えの1つで、三郎が賄方で働いてたわけじゃないと思う。
    最後の「扶持方の升」を伝えるために、当時のほそき物を羅列してるだけじゃないかな。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    この逸話で文盲を字義通りにしか受け取れない奴は文盲

    文盲の読みをブンモウだと思ってた俺も文盲orz

  10. 人間七七四年 | URL | -

    私は浅学菲才にて……とか、愚案ではございますが……と同じ意味ですよ。>私は無学文盲にて
    謙遜するときの枕詞みたいなもので。

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