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後藤又兵衛さんとその馬取

2013年11月22日 18:55

852 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 04:34:06.38 ID:20PsjIhU
天正15年(1587)4月10日、豊臣秀吉による九州征伐が進む中、当時20歳の黒田長政を主将とする
部隊が島津の支城のある日向の財部という場所へ威力偵察に出、そこで伏兵と交戦する、という
事があった。

さて、この時黒田軍の後藤又兵衛は川中で敵と戦い、馬上で組んでそのまま落ち、
上に下にと組み戦ったが、敵が大力であったため終に又兵衛は組み伏せられ、
もはや危うし、という所に、又兵衛の馬取が一人、彼を助け敵を引き剥がした。

これで息を吹き返した又兵衛は、逆に敵に乗りかかり、終に討取ったのである。

又兵衛は、馬取に命を助けられたのみならず、敵を討って高名までしたので、
帰陣の後は、あの馬取を思い切って取り立てよう、そう考えていた。

ところが、下臈というものは心拙いものである。馬取はその陣中において、又兵衛の刀脇差しを
盗みとって逐電してしまった。

(黒田家譜)

途中までいい話だったのに最後が台無しな、後藤又兵衛さんとその馬取という逸話である。




853 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 04:49:40.36 ID:ZLFQ2qF4
取り立てられてもせいぜい十石程度だろうし数百貫しそうな刀の方がいいわな

854 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 11:07:36.20 ID:eZ0Ts2P3
本当に台無しだなw

855 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 11:11:36.29 ID:c4vXImvu
馬取=バッテリー説

856 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 11:29:39.82 ID:r3ElO6WV
そんな脇差売ってって足がついたりしなかったのかな。無名武士の脇差なんてたかがしれてるのか。

857 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 11:40:20.34 ID:nT5ZDr8X
>>853
命の代金と考えれば刀で済んで安かったかもしれんな

858 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 12:39:51.14 ID:oHl62Yrp
自分は川で手助けされたのに、その後、似た状況で主は放っておくのか…

859 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 13:15:25.58 ID:5eJrhHWV
しかも、敵地オブ敵地で、敵もわけわからない外人相手

860 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 17:05:51.09 ID:2+NBOUPX
又兵衛って人を見る目がないんじゃないの?

861 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 17:44:37.71 ID:LJohxIe6
>>858
又兵衛「逐電されたくないだろ?(ニヤニヤ」

862 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 17:45:45.89 ID:eZ0Ts2P3
池田家からも問題起こして追放される人物ですのでご勘弁ください。

863 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 19:23:38.89 ID:vOZOTJx3
馬取は余計なことしやがってって言われて下手したら殺されると思って逃げ出したんじゃねーの

864 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 20:20:56.43 ID:2ljH09UW
あの野郎、馬取りから刀脇差取りにクラスチェンジしやがった

865 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 20:25:47.37 ID:iqeEimrD
褒美はすぐにくれてやれって誰ぞ言ってたな。
命助けてやったのに褒美くれないなんて!!って思ったとか。
でもケチな逸話は上がってなかった筈・・・。あの性格が嫌になった?(ヒドイ

866 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/22(金) 20:35:51.96 ID:XNP/O2IU
この逸話を契機に周りに対して優しくなった又兵衛。
※ただし、長政は除く

867 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/23(土) 15:02:18.71 ID:DtPV0SS+
譜代の家臣の前でも大切な物を出し入れするところを見せてはならぬだね

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    この話を下敷きにした(と思われる)場面が登場する小説があったな…なんだっけ
    「勇将後藤又兵衛」的な題名だったんだが、詳しく思い出せない。
    又兵衛が長政のことばっか考えてたのが印象的だった

  2. 人間七七四年 | URL | -

    斬新なオチだなぁ

    助けはしたけど、こいつの下ではやってらんねぇと思ったんじゃないかな

  3. 人間七七四年 | URL | -

    想像だけど、問題なのは助け出してから帰陣する途中なのでは?
    帰る途中に何も無くて、当人が助けたのに何の礼も無しかよ、
    と思ってしまったのかも。
    もしくは、死にたくないから助け出して殺させただけじゃない?

  4. そら名無しよ | URL | -

    又「これから逆転する所だったのに!余計な事しないでよね!」
    馬「…」
    又「大体下っ端が侍の戦いに手をだしてるんじゃないわよ!」
    又「で、でも今回は特別に取り立ててあげるわよ…」
    又「アンタが一応助けてくれたから仕方なく…そう、仕方なk…あれ、いない」

  5. 人間七七四年 | URL | -

    こんなとこで死にかける大将の下ではやってられないと見限られたのかもな

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ※5
    それ長政さんにも同じ事言えるの?・・・・あ、もう言ってたw

  7. 人間七七四年 | URL | -

    アレだろ?こんな程度で敵に討たれるような大将の下ではうんぬん…ってヤツだろ?

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