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世の中に金銀の通貨が出回るようになったのは

2014年04月17日 19:01

812 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/04/16(水) 21:19:15.46 ID:k6etqqGP
世の中に金銀の通貨が豊富に出回るようになったのは、ここ50年ほどのことである。

台徳院殿(徳川秀忠)の時代、作馬不閑が所持していた雲山という茶入れを、金森殿が
黄金百錠にて求めたことがあった。
台徳院殿はこれをお聞きになって、その資金を金森殿に与えると言われた。しかしその時には
手元に黄金は三十錠しかなく、七十錠が不足していたという。今の世とは甚だしく相違していたのである。

昔、南都東大寺の奉加に、源頼朝が五十両を寄進すると言われたが、その年に旱魃があって整えることが
出来なかった、という話が吾妻鑑に見える。

(老人雑話)

秀忠の時代くらいまで高額通貨の流通は少なかったらしい。というお話。





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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    そりゃ政情がよっぽど安定するまでは物々交換に勝る通貨はないしな

  2. 人間七七四年 | URL | ZPZR469g

    皇朝十二銭のあと、通貨が発行されたのは慶長通宝まで待たないといけないし、
    平安時代以後の半ばから600年くらい通貨を発行する中央政府がなかったのも大きい。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    宋銭や明銭をつかってたんだよね

  4. 人間七七四年 | URL | -

    めずらしく勉強っぽい記事だ。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ttp://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-2914.html
    佐久間不閑斎「金千枚じゃなくて銀千枚じゃないかふざけんな」

  6. 人間七七四年 | URL | -

    私鋳銭も有ったんだけどね
    海禁してた時代だってあったし、銭は傷むのがやたら早いから


    それに江戸期に鋳造された貨幣はそれそのものの構成素材が高価だからやってる事は実質物々交換だし

  7. 人間七七四年 | URL | -

    現在に至っては銀行口座の残高数字になっちまってるからなぁ>通貨
    お金はほんと不思議。

  8. 人間七七四年 | URL | -

    >>7

    「社会の成熟度と貨幣の「物」としての価値は反比例する」
    社会学の基本だわな。流石にこれ以上物としての価値が下がる状況って考えにくいけど。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    それまでは一般流通するものではなかったということだな
    貯蔵したり披露したりするものだったんだろう。政宗と直江兼続の逸話みたいに

  10. 人間七七四年 | URL | -

    流通してた銭の輸入が途絶えて、悪銭やらが出回って価値が下がったもんで、扶持が貫高から石高になったなんて話をどっかで見たな。

  11. 人間七七四年 | URL | b5.M5V.g

    ※10
    石高制が登場するのは秀吉による太閤検地からだが、
    貫高制だと農民らが米などを売って銭に交換しなければならず、
    また買い取る側の商人たちのさじ加減で相場も変動するので色々と問題があった。
    なのでそのまま農産物を収めさせる管理もしやすい石高制で統一された。
    あと悪銭(中国や国内で粗製乱造された銭や文字が摩滅したものなど)が流通したので、
    それ自体に価値があるものとして銭の代わりに金銀が織田政権下で流通した。
    スレの話とは食い違うけどね。
    ちなみに「銭」は輸入品なので、本物であればそれ自体に価値があり、貨幣としてなり得た。

  12. 人間七七四年 | URL | -

    お上が決めれば瓦礫でもゼニや
    ってのは江戸時代だっけ?

  13. 人間七七四年 | URL | -

    ※12
    荻原重秀だっけか。綱吉の時代だ。

  14. 人間七七四年 | URL | ZPZR469g

    ※10 ※11
    貫高制が無理だったのは統一通貨の少なさや商業の未発展もあると思う。
    津々浦々で作物の売却が出来る環境がないと貫高制で統一するのは不可能だし
    慶長通宝まで輸入銭しかなかったから、そうした津々浦々の作物の購入用に
    銭や大判小判を用いるのはかなり難しかったから、石高制による物納に
    せざるを得ない面があったんだと思う。

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