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昨日の広言にも似ぬものかな!

2014年07月25日 18:50

764 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/07/25(金) 01:01:08.38 ID:MsYe8bme
姉川の戦いの前夜、織田信長の御前にて軍議が行われていた時、徳川家康
「今回の合戦は、二の手の働き次第で勝利を得るでしょう。」
と発言した。しかしこれを聞いた池田勝三郎(恒興)は

「どうして敵を二の手まで越させようか!」

そう傲慢げに発言した。家康はこれに「そのようにあってほしいものです。」と、
さにあらぬ体で席を立った。

さて、姉川の合戦が始まると、池田恒興の備は浅井の先鋒にさんざんに切り崩され、
酒井忠次の備に崩れかかった。
忠次はこれを見て

「おことは昨日の広言にも似ぬものかな!」

と言いながら、長刀の石突の部分で、恒興の馬の三途(馬の尻の方の、背骨の盛り上がって
高くなっている部分)を打つと、馬は驚いて恒興は落馬した。
その頃の人々は、池田常興が忠次によって落打ちにされたと、誤り伝えたこともあったそうである。

(落穂集)





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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | ZPZR469g

    「どうして敵を二の手まで越させようか!」
    って先手が打ち破るから二の手は関係ないってことだよな?
    坂井政尚の面目を考えたらこのそこまで傲慢な感じはしないんだけど…

  2. 人間七七四年 | URL | -

    殿の目は節穴か!
    って発言が他にもあったし。大将の動揺や怒りが将校同士に伝播したみたい。
    ストレスフルin姉川の役

  3. 人間七七四年 | URL | -

    例によって徳川系の姉川話か…

  4. 人間七七四年 | URL | -

    徳川と池田の因縁はここから始まったって事かねぇ…
    しかしこの時点じゃまさか恒興も息子が 家康の娘婿になるなんて想像もつかなかっただろうな

  5. 人間七七四年 | URL | -

    このとき討ち取られていたら五千石の価値すらないな。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    恒興は信長の乳兄弟って立場から傲慢で偉そうなことばっかりいってかなり嫌われてたって話もあるね

  7. 人間七七四年 | URL | eODBluyE

    なんだろう。ちょっとスカッとした

  8. 人間七七四年 | URL | -

    浅野長政をもっと頭悪くしたらこうなるって感じかな
    傲慢なところがあって結果的に恥をかいたりしてるところとか似てるし

  9. 人間七七四年 | URL | -

    長政に失礼だぞw
    長政にはまぁ良い逸話もあったりするけど、恒興に関しては全く思いあたらないからなぁ…
    普通、藩の基礎を作った人物(例えば蜂須賀でいったら正勝とかの位置)とかっていったら良い逸話が結構ありそうな気がするんだが…
    (俺が知らないだけかもしれないけど)

  10. 人間七七四年 | URL | -

    じゃ、じゃあ黒田長政で

  11. 人間七七四年 | URL | -

    浅野だの黒田だのの小倅共は引っ込んでおれ!
    by丹羽長政

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