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首供養

2014年08月02日 18:51

861 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/08/02(土) 12:57:09.43 ID:WAwrywSL
羽柴秀吉の軍勢が、東播磨において別所氏と戦っていた頃のこと。
別所家頼の家臣に、数年の武功を重ね、首級を三十三取った武士があった。

この頃、上方から中国地方あたりにかけて、首三十三取った武士は、首供養をする習いがあった。
そのため、この別所の家臣が首供養を行うということで、播磨の国中、甚だしくその話題に染まった。

時に黒田官兵衛孝高の家臣に秦桐若という、優れた剛の者が居り、首級を三十一取ったのだが、
戦場で被った傷が元で死んでしまった。
そのような時に、かの別所の家臣が首供養をするという話を官兵衛は聞き、
家臣の吉田六之助(長利)に言った

「桐若が生きていれば、現時点で首三十三は取っていただろうから、首供養をしたことだろう。
しかし桐若の外に首供養の基準を満たしている者は我が家中には居ない。
であれば六之助よ、お主が別所の家臣より先に首供養をするように。」

これを聞いて六之助は戸惑った
「私は只今までに取った首は二十七です、三十三に不足しているのに首供養を行うというのは
いかがかと思います…」

ところがこれに官兵衛は
「さても汝は小気な者だろうか。お前は今年で、未だ31,2歳であろう?
年若いのに、一生の間に首級三十三を取れないと思っているのか?
先に首供養をして、その後首を取り、三十三に合わせればいいのだ!」

そう言って六之助に米百石を与えた。
吉田六之助は結局その命に従い、別所の家臣より先に首供養を行って、播磨国青山の南の方に塚を築いた。

その後六之助は、日本国内で首数十、朝鮮において首五十を取った。

(黒田家臣伝)

黒田官兵衛、先取りで首供養を行わせる。というお話。



862 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/08/02(土) 15:33:31.87 ID:yR9iIoT7
その別所家臣の名前くらい書いといてやれよ

863 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/08/03(日) 06:30:51.93 ID:DuxhY17I
すさまじいプレッシャーのかけ方だなw

864 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/08/03(日) 08:32:03.96 ID:mNQ/sHkq
結果的にノルマクリアしたからよい話にしてあげたいw

865 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/08/03(日) 11:31:51.82 ID:nTp+xxm0
>>864
先に達成した人の面目を踏みにじったんやで

ところで上方中国では首供養塚って今も残ってるの?

866 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/08/03(日) 12:06:10.92 ID:SGDzIMhG
目標達成直前で亡くなった家臣がいるのに強引すぎ

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    知略にしてもこれはちょっと大河ではやれないな

  2. 人間七七四年 | URL | Cnub/O7I

    都井睦夫ももう少し(ry

  3. 人間七七四年 | URL | -

    黒田長政と田中吉政の渡河作戦に通じるものがある…かな?

  4. 人間七七四年 | URL | -

    無論今とは事情も違うが
    首を100いくつも取ってPTSDとかにならんかったんやろうか

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ※4
    存外今の感覚と違う伝わり方をしているだけで、各武将達の逸話内にある変な行動や発言、
    または気が触れてしまったのではないかと思うほどの奇行等の類がソレに当たるのでは
    無いかな、と思っています。

    特に、人が変わったと言われる系の武将は、心の病だったのじゃないかな?
    でも、まーくんと武蔵さんは素だったんじゃないかな~とw

    ただ、日常生活レベルですら現代よりも遥かに死が身近な世界だった事からも、精神的な
    強靭さも現代では比較にならないことも忘れてはいけないと思っています。
    病死の身近さや、手柄首を女性が洗ったり死化粧したりしてたし、死が普通の世界ですから。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    近代兵士のPTSDの原因は死と直面した世界と死とは全く関係ない世界とのギャップだったりするので四六時中死と直面した世界なら精神的混乱は少なかったかと

    現代人から見てキ〇ガイじみてるだけで

  7. 人間七七四年 | URL | -

    現近代は死を日常から出来るだけ遠ざけようとする傾向があるからね

    あと武士やそれに順ずる人たちの「社会的名誉」も重んじられてたし

    それでも仏門に帰依する人がいたりするから一様に語れるものではないけど

  8. 人間七七四年 | URL | -

    ※6
    >死とは全く関係ない世界とのギャップ

    武士は死や殺害を日常にする工夫を意図的にしてるから、
    やっぱりPTSD的な恐れはあったんだろうと思う

  9. 人間七七四年 | URL | -

    似非関西弁うぜ
    踏みにじってはいない

  10. 人間七七四年 | URL | -

    似非関西弁うぜ
    踏みにじってはいない
    てめぇが踏みにじっている

  11. 人間七七四年 | URL | -

    PTSDでいえば、第二次世界大戦中に戦闘中に気の狂ったアメリカ人兵士なんかが
    仲間に銃殺されたりしている話が多く残っているよ。
    (戦闘中に奇声とかあげちゃうから、放置してしまうと味方が死んでしまうため)
    日本軍でも類似の話は多くあるんだけど、話に出にくいのは文化の違いの模様。
    (こちらは米軍調査による。後ろ手を縛られたりした謎の死体の調査結果)

    極限状態だと、どの時代の人でも気が狂ったりする人はいるけど
    どのみち殺されて人数が減るんじゃないか

  12. 人間七七四年 | URL | -

    ソース教えて下さいな、読みたい

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