「日本語大文典」より、戦国期の動詞の活用の一例

2015年04月13日 18:46

831 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/04/12(日) 23:07:23.95 ID:Hc6A8vbq
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-category-1667.html
で出ていたジョアン・ロドリゲスの「日本語大文典」についての研究書があったので買ってみた
動詞の活用の一例
語根 Curabe(くらべ), 現在時制 Curaburu(くらぶる), 過去時制 Curabeta(くらべた), 未来時制 Curabeo^ (くらべん), 命令 Curabeyo(くらべよ), 否定形 Curabezu(くらべず)
と現代の国文法なら日本語を膠着語と考えるから、不変の「Curab」を語幹とするところを、
屈折語のラテン語文法が規範となっていたために最も多用される「Curabe」を語幹としたり、
動詞の人称・数に対する活用?を
一人称「でござる」二人称「でござる」三人称「でござる」、単数「でござる」、複数「でござる」
とこれもラテン語などヨーロッパの言語では活用するから、日本語ではすべて同じなのに一々繰り返したり
(もっとも、モンゴル語とかトルコ語のような日本語同様の膠着語でも人称語尾がつくから表記したのかもしれないが)
ラテン語のように主格(-Φ, -ua, -ga, -no, yori)、属格(-no, -ga)、与格(-ni, ye)
対格(-uo, -uoba, -ua, ga)、呼格(-Φ, icani -)、奪格(-yori, -cara, -ni)
複数主格 -tachi, (後のも-tachi-の後に上の格変化語尾を加えて全て書き出している。
一応「ラテン語のような屈折はなく、不変の助辞がくっついている」という説明がある)
としていたり、と内容は日本語文法なのにどこかヨーロッパの言葉を学んでいるような感じがして面白い




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