前田慶次の鉄笠

2015年04月24日 18:39

685 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/04/24(金) 15:54:27.60 ID:4P9hbfME
前田慶次の鉄笠

長谷堂の退陣に当たり芋川守親は最上の追軍をよく留めていたが、戦線が綜じて敗北の気色に至り、直江兼続がついに自刃を決意したとき、前田慶次は「大将たる者がいたずらに死に急ぐな」と諌め
「これより戦線を留め申す」と言い放つと戸上から長谷堂方面へと馬を走らせた

殿軍にあった水原親憲は慶次を見かけると
「この退き口は地形的に馬上では不利である。馬より降りて追いすがってくる敵を槍で突いた方が良い」と伝えた

この日の前田慶次の出で立ちは黒の鎧に猩々緋色の羽織、金のいらたか、襟には金の瓢箪を房に付けた数珠、鉄金渋の兜笠、十文字の槍。馬も鎧と同じ黒い色でこれには金の山伏頭巾をかぶらせていた

敵を見つけると慶次は馬から降り「前田慶次ここにあり」とをめきを挙げて敵に打ちかかっていった

『武辺咄聞書』ほか

この長谷堂撤退戦で前田慶次が用いたとされる鉄笠は数年前まで寒河江の資産家が所蔵していたが、逝世により遺族から放出され、現在は行方知れずと言う

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    これで古稀間近である。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    利家より年上(駄洒落じゃないよ)なんだっけ?

  3. 人間七七四年 | URL | -

    年上説年下説ともにあるね
    実父が滝川益重、あるいは滝川益氏なのであれば利家より年上なのでは無理があるとの指摘もある

  4. 人間七七四年 | URL | -

    花の慶次の第1話かと思った

    前田慶次とされる前田利益の最期の場所も諸説有るけど、どれが正しいのだろう?

  5. 人間七七四年 | URL | -

    伝説はどこまでも伝説でいいとおもうけどねぇ
    かぶきってファンタジーと事実が混在してこそというか
    正しいことを突き詰めるより面白がるほうが建設的というか

  6. 人間七七四年 | URL | -

    この日の前田慶次の出で立ちは黒の鎧に猩々緋色(真っ赤な羅紗製)の羽織、金のいらたか(数珠の玉をつぶしたもの。数珠の詳細か)、襟には金の瓢箪を房に付けた数珠、鉄金渋(鈍色)の兜笠(鉄の笠)、十文字の槍。馬も鎧と同じ黒い色でこれには金の山伏頭巾をかぶらせていた

    (´・ω・`)松風じゃないんだ

  7. 人間七七四年 | URL | -

    鉄金渋の兜笠って、残っている物に付いている笠冑じゃないんだ。

  8. 人間七七四年 | URL | -

    >>7
    「北越軍談」では黒具足に猿皮の投頭巾になってる。
    長谷堂では有名な朱塗と唐笠兜の組み合わせじゃなかったみたい。

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