前田慶次と細川幽斎、前田慶次と最上義光

2015年04月25日 15:59

863 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/04/25(土) 06:34:44.79 ID:5r9IOFLr
前田慶次と細川幽斎

細川幽斎(細川藤孝)が歌に巧みな事は犬遊びをする子供でも知っている事である
例えば連歌の席で他の者が前句を言い終わる前に、幽斎は瞬時にそれに付ける後句をいくつか捻り出してしまっている
松永貞徳などが時間を掛けて思案するのに、幽斎は人々が驚くばかりに次句を作ってしまう

伏見の連歌会で似生(前田慶次)という人が二度ばかり歌を作れずに時間を掛けていた事があった

似生は自分が句を捻り出せないのを逆手に取り幽斎に「あなたほどの人なら私が詠むだろう歌もわかっているのではないか?」といたずら心で聞いてみた
すると幽斎は「能のわき、名乗るよりはや打ち忘れ」と答えた

能のワキはシテ(主役)の相手役である
ワキが登場する前に太鼓や笛に合わせワキが名乗りを語る所で囃子が止むが、囃子が無ければワキは舞台に登場すらできない

幽斎「私なりの句は作れますが、前句の掛けだしもないのに後に続く付句を含めてあなたが詠むはずの歌を私に作れる訳がないでしょう。買い被り過ぎです」

慶次のユーモアとそれに対する幽斎の見事な切替しのお話

『鷹筑波』ほか




867 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/04/25(土) 07:32:21.50 ID:5r9IOFLr
紹巴法橋(里村紹巴)の門弟に似生(前田慶次)と白○(最上義光)あり

同門兄弟の様なりたるが、先の最上陣(長谷堂合戦)では敵味方に別れたり

焉党は共連歌を学びて歌掛を伺い、源氏物語を講釈して文義分明

「關原軍記大成」ほか

長谷堂合戦で敵味方として戦った前田慶次最上義光のつながり




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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    前田慶次の交友関係と何やっても許される感は不思議だ

  2. 人間七七四年 | URL | -

    細川幽斎は古今伝授の主で後陽成天皇にも学問を教えていた。
    後陽成天皇の著書には『源氏物語聞書』『伊勢物語愚案抄』があって、唐陣の時に最上義光に連歌会の発句を頼んでいる。
    歌と源氏物語繋がりでも人の繋がりが拡がりそうだ。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    前田慶次「鮭を沸かしておきましたぞ」
    (`・ω・´)「!」

  4. 人間七七四年 | URL | -

    親父ギャグは発想力(エジソンのエピが有名)を養うと云う研究結果がありますが、
    伝統文化の教養である連歌も、戦場の咄嗟の判断力を養う教育なのかも?

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