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松永久秀の会席料理

2015年05月12日 17:13

4 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/05/11(月) 18:31:18.92 ID:9yEUVtvr
永禄6年(1563年)正月11日、松永久秀は居城の多聞山城に新しく作った茶室で
その開庵の茶事を行った。
招かれた客人は成(西)福院の住職・真名瀬道三・若狭屋宗可・松屋久政・竹内下総守秀勝の5名。
このうち松屋久政は当時の茶会の様子を記録に残している。
九十九茄子の茶入、平蜘蛛の釜を使用した茶会は濃茶→薄茶→会席料理と進行し
会席料理の品揃えは以下のようなものであった。

「本膳 煮昆布 汁チサ 揉み瓜 牛蒡 飯 塩 山椒 箸の台に白い箸
 二之膳 蓮 独活 芹焼 汁、各々土器に 干瓢・漬け物 アツメ五黄 上に結び昆布
 ツクツクシ
 三之膳 絵を書きて金の桶 宇治梅漬けて 亀足に刺して蒟蒻 金箔にて飾り 煎麩
 菓子は七種 結び昆布に作り花二種刺して青芽 美濃柿 慈姑 銀杏 焼栗 亀足刺して胡桃 楊梅」
(松屋会記)

(補足)
チサ=チシャ、レタスの仲間
芹焼=芹の炒め煮
土器(かわらけ)=使い捨ての素焼きの器、当時最も清浄な器とされた
アツメ五黄=投稿者の知識では不明 「棗(ナツメ)・牛黄(漢方薬の一種)」の意?
ツクツクシ=土筆
亀足(きそく)=串焼き等の串の持ち手部分に紙を巻き、捻って留めたもの




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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    基本精進料理ばっかで物足りなそうだが
    優雅なふいんきはするなw

    亀足ってカメノテみたいなもんを想像してしまったが
    違うのかw

  2. 人間七七四年 | URL | -

    精進料理なのは客に坊さんが居るからだろうな
    金箔散らしたりしてるようだから見た目はゴージャスかも

    あと記事のタイトル見て違う方向性の話を期待した人は俺だけじゃないよね?(小声)

  3. 人間七七四年 | URL | -

    >アツメ五黄

    五黄土星は九曜の中で「甘み」が割り当てられているので、
    普通に干したナツメか、或いは砂糖で甘く煮込んだモノかも知れない。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    松永弾正「この料理、食べてみてよ!」

    客1「むう・・・この、舌に残るピリピリ感・・・」

    客2「徐々に手足に広がってゆく痺れの様な感覚・・・」

    客1・客2「「こ、この料理の隠し味は!隠し味はいったいなんなんだ!」」

    松永弾正「フグの毒さ!」

  5. 人間七七四年 | URL | -

    おい誰が死んだのか書かれてねーぞ

  6. 人間七七四年 | URL | -

    汁チサってことは、味噌汁かお吸い物の具にレタスを使ったってことかな?
    同じレタスでも、現代のレタスとは品種改良でだいぶ違うものなんだろうけれど、
    なんかすごい違和感が…

  7. 人間七七四年 | URL | -

    ※6殿
    我が家では、レタス入りの味噌汁は
    普通に食卓に出るので違和感はないですね。
    八百屋さんから教えてもらったので
    レタスの食べ方として有りなのかも
    知れません。

  8. 人間七七四年 | URL | -

    うちもレタスの味噌汁は出てたな…吸い物は無かったけど
    絵を書きて金の桶ってなんだろう

  9. 人間七七四年 | URL | -

    あれ、オチはないの?
    全員生きてるの?

  10. 人間七七四年 | URL | -

    弾正「わしは毒を用いたことはないわ!
    備前の毒使いと梟雄で一括りにされたばかりに、とんだ迷惑じゃ

    あ、媚薬については詳しいです」

  11. 人間七七四年 | URL | -

    >絵を書きて金の桶

    想像だけど漆器の寿司桶で金の蒔絵を施してある奴あるじゃん
    そんな感じの金蒔絵を施した器なんじゃない?

  12. 人間七七四年 | URL | -

    直家「なるほどのう…」

  13. 人間七七四年 | URL | -

    今までこの手の宴の膳紹介は再現率低めなものばかりだったのが、今回はほぼすべて再現可能な食材と料理法ばかりだねぇ。チサをレタスの一種と書くから分かりにくいだけで、要は焼肉屋のサンチュでしょうし。

    …少なくとも死にそうな食材はなさそうだし(ウドにアレルギーの劇症反応とか芹は芹でも毒芹とか?)

  14. 人間七七四年 | URL | -

    久秀→讒言して殺す
    直家→毒を盛って殺す
    元就→罠に嵌めて殺す
    長可→直接殺す
    鮭様→罠に嵌めた上で直接殺す

  15. 人間七七四年 | URL | -

    真名瀬道三って医者の曲直瀬道三?
    この時代に医者が大名の茶会に呼ばれるってすごいことなんじゃ

  16. 人間七七四年 | URL | -

    爆弾正「たべたら しぬで」

  17. 人間七七四年 | URL | -

    レタス入りのスープなら普通に見るし、吸い物に入れても美味しいんじゃないの

  18. 人間七七四年 | URL | -

    ※15殿
    曲直瀬道三は医者でありながら茶人でもあったようです

    それから時代が下ってからでしょうが、島津義弘と道三は茶の湯の友だったとも

  19. 人間七七四年 | URL | -

    ※18殿
    >島津義弘と道三は茶の湯の友だったとも

    へーっそれは知らなかったです。
    義弘は千利休から茶の湯を教わっていたのは知ってましたが。

  20. 人間七七四年 | URL | -

    ※10
    爆薬についてもお詳しいのでは……おっと、宅配便が届いたようだ

  21. 人間七七四年 | URL | -

    当時ご馳走だった物が現代では大した物で無くなっていたり、逆に当時だからこそ
    食べられていた物等もあったりで、当時の食事が食べられるなら是非食べてみたい。
    鶴とかは現代では食べれませんしね。

  22. 人間七七四年 | URL | -

    あれ?誰も死なないの?

  23. 人間七七四年 | URL | -

    むしろ、サンチュのほうが解らん。
    つか、チシャで十分わかるだろうに。

  24. 人間七七四年 | URL | -

    チシャってキャベツじゃないの??

  25. 人間七七四年 | URL | -

    カキチシャはサニーレタスが苦くなった感じで、断じてキャベツではない
    汁にして合うのは当然だよな
    三杯酢と合わせて食べてもいけるぜ

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