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ただ一人、安国寺恵瓊はこれが読めた。

2015年07月15日 12:53

59 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/07/14(火) 19:41:40.68 ID:Z5BPxIZX
朝鮮陣、慶長の役において、朝鮮の帝都(漢城・ソウル)にあった、明の派遣軍の司令官、
楊鎬、麻貴は、漆川梁海戦、南原城の戦いに敗北し、全羅道全域を日本軍に制圧されたことを無念に思い、
ことに
「大明の加勢は何のために来ているのか。」
という朝鮮王自身の発言を始めとした朝鮮上下からの悪口の広まりを恥、80万騎を引き連れ
蔚山表へと出陣した。第一次蔚山城の戦いが始まろうとしていたのである。

慶長2年(1598)12月中旬ごろ、明軍との最前線に在った、毛利輝元軍の安国寺恵瓊の人の前に、
巨大な板にによる書付が立てられていた。そこにはこう書かれていた

『今月22日、必ずこちらに出陣し、一戦に及ぶべし。
各々随分籠城の用意あるべき。』

これは漢文で書かれていたため、士卒たちに読めるものは居なかったが、ただ一人、
安国寺恵瓊はこれが読めた。

恵瓊はその内容を見ると、2つ立っていたこの板を取り隠し、組中の士にも知らせず、
自分は病を患ったと言って、配下の軍兵も残したまま、小姓と徒歩の者達少々だけを召しつれ、
密かに抜けだして釜山まで退いた。

このため明軍の意図を知るものを、蔚山には一人も居なかったのである。

(朝鮮記)



60 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/07/15(水) 09:52:33.19 ID:7XCqbRBy
大友 義統「酷いやつだな」

61 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/07/15(水) 13:52:46.05 ID:iZAF47YM
そんな奴に乗せられて西軍に加担したアホ

62 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/07/15(水) 19:19:29.23 ID:LLu1oyJ5
TERU「そうそう、ぼくは酷い恵瓊に騙されただけの可哀そうな馬鹿なんだから、いじめちゃ嫌だよ?」

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    滅んだ家の事は悪く書かれる典型?って思ってよいのかな?

  2. 人間七七四年 | URL | -

    タイトルだけ見て恵瓊が先見の明を発揮する話かと思ったら
    想像以上にショボ悪い話だった。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    坊さんでなくとも、当時のたしなみのある武将なら
    漢文わかんなくても何となく読み下せそうな感じするけどなw

  4. 人間七七四年 | URL | -

    明軍の兵数一桁多くね?

  5. 人間七七四年 | URL | -

    坊主の逃げ足が速いのはお約束では?

  6. 人間七七四年 | URL | -

    敵がわざわざ「籠城の準備をしておけ」と言ってきたのに、恵瓊がそれを味方に伝えなかった
    だから蔚山城に籠城した加藤清正たちが苦戦したんだ・・・

    そんな事を主張したいのかな

  7. 人間七七四年 | URL | -

    流石に嘘くさいな

  8. 人間七七四年 | URL | -

    決戦しようぜ!ならともかく籠城の準備しとけよは…
    いや、日付指定しない単なる脅しならアリかな

  9. 人間七七四年 | URL | -

    官兵衛「書いたのは僕」

  10. 人間七七四年 | URL | -

    慶長の役だったら、明軍にも日本語書ける奴いるからなぁ・・・

  11. 人間七七四年 | URL | -

    そもそも当時の日本でも書状は基本的に漢文でやり取りしてるんだから
    そこそこの武士でも読めちゃうし

  12. 人間七七四年 | URL | -

    嘘か本当かは置いておいて読めないってことは無さそうだよな
    しかし勝っちゃう清正凄いな

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