明智日向守と言う人は

2015年08月21日 16:06

184 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/08/20(木) 23:14:53.45 ID:D164uGun
明智日向守(光秀)と言う人は、武功において長じたること、その時代に肩を並べる人はいなかった。
光秀から見れば当時の羽柴秀吉の武儀など浅ましい物で、まるで子供の遊びのように思い、
世間からもそのように見えていた。しかしそのような秀吉に、山崎の合戦で打ち砕かれ骸を晒したのは、
慢心ばかりが理由ではないだろう。

この光秀は、元は明智十兵衛と称して細川幽斎の従者であったが、かの家を出て信長に奉公し、
気に入られ少しばかりの知行を下され、痩せ馬一疋の主となり、次第に取り立てられ、
信長が近江を手に入れた時に十万石を下され、近江坂本の城に召し置かれ、その後五畿内が治まり
中国へとその手を伸ばした時には丹波一国を下された。類い少なき御恩である。

その当時、下々、女、童まで、『仮初のこと、寄草にも、明智の者は物が違うぞ』と言っていたほどの
権威を得ていた。
だからこそ、当然信長という人は無理な要求が多く、それに対して恨むことがあるのなら、
混乱を起こさぬよう自ら身を退く事こそ御恩を知った行動であり、第一取立てられた者の役目でもあるのに、
情けなくも押し詰め、信長父子を共に討った。彼が滅んだのも天罰の故だと人々は語ったものだ。

細川や筒井も、光秀の要求によって早速人数を出し、1里ばかり隔てて備えていたが、どう見ても
光秀は不義の者であり、そういった善からざる者に与することは難しいと考え、合戦と関係ない場所で
守り居た。その他の侍衆は「筒井・細川すらあの有り様である。況や我らは他人で、日頃申し合わせたことも
無い。双方の勝負を見よう。」と、山崎の合戦では見物していたのだ。
もし彼らが明智に味方し、秀吉軍の搦手に回っていたら、どう考えても秀吉は負けていたのに、彼は
不義の罰を蒙り運の尽きた明智と出会い、彼が倒れたところで、土を掴んだのである。

後に人々はこのように言い合った
「羽柴殿、彼のこの運命は人の作り出したものではない。天下の主に成られる前兆は、
この時から早くも芽生えていたのだ。」

(古郷物語)




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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    人数出したの???

  2. 人間七七四年 | URL | -

    信長は光秀に殺されたバカ

  3. 人間七七四年 | URL | -

    斉藤家の事も朝倉家の事もバッサリはぶられているばかりか、
    足利家の事すら書かれていないとは驚く。

    ※1
    >筒井家
    去就を明らかにしていない状態で付近まで出陣しようとしたけど途中で止めている。
    加勢を促す明智勢や使者が来たけど無視している。

    >細川家
    明智家と即座に義絶して居る上、出していない。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    洞ヶ峠を超えてれば歴史は変わったんだろうか。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ※4
    本能寺当時、筒井家は単独で約18万石・与力分入れて40万石近く。
    秀吉も道中でかなり求心に苦労してたから、もし筒井家だけでも加入してたら、
    厄介だったとは思う。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    乱の初期、畿内の有力者は情報不足、あるいは怪情報に悩まされていたと思われる。
    決定的な情報がない中、自分で判断できない人が次に取る行動は、
    1.「他人に教わる(自分の庇護者や上席の人間に決めてもらう)」、
    2.「他人を真似る(自分より詳しそうな人間の行動を参考にする)」こと。

    畿内の武将のほとんどは1の手段が役に立たない(上司=明智が当事者だから)。
    よって明智の血縁であり2の対象になりうる筒井・細川の動きは当然注視されていた。
    中川や高山はそこから「明智の根回しが進んでいない」ことを推測したと思われる。

    筒井が洞ヶ峠を越えていれば、摂津や河内にいる武将の判断には必ず影響したと思う。
    ただし、洞ヶ峠のタイミング(秀吉はもう姫路にいる)では遅すぎた可能性はある。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    バカでもないし
    仮にバカでも愚民はそれ以下だな

  8. 人間七七四年 | URL | -

    愚民? 何を突然言い出した?

  9. 人間七七四年 | URL | -

    朝廷黒幕説あるけどどうなんだろ?
    朝廷ついてたとしたら明智勢に人集まらなさすぎない?

  10. 人間七七四年 | URL | -

    ※9
    黒幕なのに表出てきちゃ駄目でしょw

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