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毛利輝元と石田三成「テルとジヴ」・悪い話

2009年01月12日 00:12

219 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/11(日) 12:10:54 ID:7FUOnDYU
テルとジヴ そのいち

テル「珍しい桃が取れたお!太閤殿下に献上するお!」
ジヴ「これは、安芸中納言殿。今日はいかがされましたかな?」
テル「あっ、治部少輔も見るかお?蹴鞠みたいに大きい桃が取れたお!」

ジヴ「・・・中納言殿、桃は普通いつ取れるものですかな?」
テル「?桃は夏の果物じゃないかお?」
ジヴ「・・・今は何月ですかな?」 テル「・・・10月だお」

ジヴ「季節外れの、しかも常と違うものなど献上して、万が一殿下が腹でも壊されれば
   中納言殿の評判にも関わりましょう。という訳で、これはお返しいたす。」
テル「むむむ、治部少輔がそういうならこれは持ち帰るお・・・」

そのに
吉川家の家老、益田元祥は『益田壷』と呼ばれる名物茶壷を持っていた。

テル「元祥の壷は、利休先生も『いい仕事してますねー』(古い)って言ったらしいお?」
元祥「ええ、私の先祖が、足利義政公からいただいたものです。」

テル「そ、それは『東山御物』っていう最高級品だお!ぜひ見せてほしいお!」
元祥「(まーた、この人は)・・・良ければ、大殿に差し上げましょうか?」
テル「い、いいのかお!マジ感謝するお!」

元祥「あっ、大殿ー!壷の具合はいかがですか?」
テル「(ギクッ!)あ、あー・・・アレは治部少輔が欲しがるから、くれてやったんだお・・・」

元祥「・・・大殿だから・・・大殿だから差し上げたのに・・・( ;ω;)ウウッ 」
テル「わ、悪かったおー。代わりに知行を増やしてやるからカンベンしてほしいおー。」

元祥「(グスッ)そんな理由で知行増えたら、まわりになんか言われないスかね?」
テル「な、なら元祥の奥さんに知行やるお!日ごろ世話になってるし、お礼するんだお!
   これなら問題ないお!!」
元祥(・・・アンタが家臣の嫁になんかすると、余計に問題じゃね?)

書いてて、なんでこの人が西軍の総大将なんて引き受けたか、分からなくなった・・・




220 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/11(日) 12:14:19 ID:MTmZNDjj
だんだん輝元が好きになってきたw

221 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/11(日) 12:15:14 ID:Qt8S3xBp
完全にアホの子じゃないかテルよw

222 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/11(日) 12:19:39 ID:jc7J8oE2
そんな輝元を大河で中尾AKIRAがやるかと思うと……

223 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/11(日) 12:39:27 ID:yUqPWlac
み、見方を変えれば毛利「いいひと。」輝元・いい話だよな!?
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コメント

  1. 人間六七四年 | URL | -

    最新話から飛んできました。

    ・・・TERU、わざと負けたんじゃね?

  2. 人間七七四年 | URL | -

    益田は吉川の家老というか家臣ではない
    与力とはいえなくはないけど
    (ただし、元祥は広家家督継承後まもなくそれも外れるというか広家は元春、元長と違い吉川家中のみになっていく)

    あとこの時期は九州征伐から帰途し遅れに遅れた上洛の準備時期
    上洛そのものに反対もある中、家中から家宝や資金の捻出を頼むなどしている
    それだけのことをしてまでの結果として手厚い持て成しになっている訳だし
    益田のように秀吉、秀長、豊臣系の武将との交際費用にもなった場合もある
    実際、この数年後に石田増田は黒田蜂須賀に代わり輝元と近づく(いわゆる取次)
    それらは黒田蜂須賀は毛利両川のためだが石田増田は輝元の大名権力強化(それだけ豊臣の諸役を担うために)の手助けになっている

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