家康と正信の謀の様子

2015年12月29日 15:25

119 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/12/29(火) 11:49:28.62 ID:iXIovZrU
石川丈山(嘉右衛門重之)が語った所によると
「私は大御所(徳川家康)に多年に渡り仕えていたが、本多正信と何か事を謀っているように見えたのは、
僅かに2度しか無い。その内容も、世の人が事を謀る場合とは全く異なる、珍しきものであった。

先ず1度目は、大御所が正信の座している所を通った時、立ち止まって三言四言密かに仰せになった。
これを正信は大いに誉め、「よく候!よく候!」と申し上げていた。

もう一度は、大坂の陣が起こって、程なく和睦してのち、大御所は京に入られ、何某を召して
「汝大阪に行き、将軍にこのように申せ。家康はこれこれの日、駿河に帰ろうと思っている、と。」

大御所はそうおっしゃって、正信の方をご覧になり、「正信はどう思うか?」と聞かれた。
ところが正信は、例のごとく居眠りしており、答えようもない。
大御所は大きな声で「やあ佐渡守!!」とおっしゃった時、正信の目が開き、まずものも言わず、
右の手を上げて指を折り、物を数えるような仕草をして
「大殿よ、大殿よ、幾年前に伏見の御館にて正信が申したことを忘れ給うな。」
そう申すと、大御所は暫く案じるような御気色で、先に使いを命じた者に
「まず、今日は使いを参らせない。」
そう仰って内へと入られた。

そのようであったのに、今の世に伝わる所は、正信がややもすれば、
古を引き今を證とし、理義を分かって毫末に入るように言うのは、皆、後の弁を好む者の
空言である。」

(藩翰譜)

家康と正信の謀の様子、である

同逸話
石川丈山の見た本多正信


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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    例のごとくってなんぞw

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    逸話におけるサドの守は家康に諌言したい事があるとき
    大体寝たふりをして家康の方から声を掛けてくれるのを待っている

  3. 人間七七四年 | URL | -

    諸葛謹「君主と自分の意見が合わない時、寝たフリするのは基本だろ?」
    賈ク「あと聞いて無いフリとか」

  4. 人間七七四年 | URL | -

    薩摩侍 よっしゃ真似すっど!

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ※4さん
    初代藩主のときには、それしないほうが・・・
    (猿叫)・・ああ、だから言ったのに・・・

  6. 人間七七四年 | URL | -

    理詰めで献策するって知恵伊豆さんのやり方からなのかね(´・ω・`)<「家康公の謀臣の本多佐渡も伊豆みたいだったに違いない」丈山「え?」

  7. 人間七七四年 | URL | -

    徳川家康は狸(寝入りをする謀臣を持つ)親父

  8. 人間七七四年 | URL | -

    「殿、お話が・・・」
    (# ●Д゜)「人が寝てるのを起こすんじゃねえよ」
    結論、DQN 四天王は、3歳様以外、寝室での謀は無理。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    いつか大河でこういう関係の家康と正信をやってくれないかな。

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