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殿下は総じて他国との取り合いを御存じなく

2016年01月27日 18:38

40 名前:1/2[sage] 投稿日:2016/01/26(火) 23:45:07.38 ID:qMlN0UKE
 太閤様は朝鮮陣の時のことです。大明から加勢として名将李如松が三十万騎の総元帥として来たので、日本勢は小勢なので敵わないと、
朝鮮の都を立ち退きました。そこで、加勢の事を朝鮮から次々とお願いに来ましたが、大神君と加賀公の両公へご相談があったといえども、思った程には軍勢が整わなかった。

 殿下は小国に生まれましたので、口惜しくも軍勢が整わなかったと落涙されたという。
一応はその理が無いことではないが、殿下は不学なのでただこのような御上意をなされた事はもったいない事である。
中華とて格別に軍勢が有り余ることはない。民兵と申すものを拵え置いて、用のない時は百姓に、戦の時は組を取り決めておき、官軍にさし加わって働きます。
その方法の子細は中華の書にある。もっとも中華といっても時代によって違うというが、まずは大体この方法で軍勢を拵えると聞いております。
 または乱世では亡命無頼の者が最終的に天下を取ることもあります。このような事は日本神国で昔から無かったのは、無類の神国であるからと思われます。
殿下が遠征を思われたときにかねてから軍学者とご相談がありましたらこの後悔は無かったでしょう。
 その賢慮がなく却って本朝を小国と後悔されたことは、禁裏に対し甚だおそれあるお一言であり、諸事思い違いが多かったので、御代は永くなかった。

41 名前:2/2[sage] 投稿日:2016/01/26(火) 23:46:14.21 ID:qMlN0UKE
 殿下は総じて他国との取り合いを御存じなく、下賤から日本を手に入れなさった考えでは、大明からの加勢で大いに思い違いをなされました。
このように、上見ぬ鷲とやらであり御利運になっても、朝鮮と我朝は海路で隔たっているのに、そのうえ秀次公のような人柄、器量が少しもない人を関白に進ませながらの御遠征は
始終のところ何の益もなく、兵は貪兵と申す類となり、朝鮮大明人などは倭奴入寇とけなす事は本朝の恥と言えます。
 終いには大明のあぶれ者の沈惟敬と申す説客が、大いに大明と日本をだましました。
この一件は小西行長、沈惟敬の受け持ちであり、大明から王号衣冠を贈られたことを、殿下は大明から我朝の尊さゆえに贈られたと心得られていた所、
その文章が甚だ横柄で、日本国王に封じたので朝鮮国王と和睦せよ、との事であったのでまた取り合いが始まった。
 この事は中華は外夷へ王号を贈り、中華の正朔(暦と年号とのことである)を請けるという事からきている。
つまり琉球なども薩摩公の御下知に随いながら、中華の正朔を請けており、中華の勅定によって王号を代替わりに申請しており、
外夷はみな二八月に貢物を捧げることなど、全く御存じなかったので、殿下は大いに思い違いをなされ、終いにつまらぬ和睦となってしまいました。

 なんにせよ民兵の事は天領私領問わずいてほしいことである。また民兵が始まりましたら、これまで書いてきました様に、甚だ工夫が必要な物だと思われます。
(本阿弥行状記)



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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | 6m5BDBwc

    大国なのにあっさりと滅ぶしw昔から縮み志向だったんだな

  2. 無学なもの | URL | -

    要領を得ないのですが,いったい誰宛の書なのでしょうか?

  3. 人間七七四年 | URL | -

    うっぜえええええええええええ
    ホントうぜーなコイツ
    ほんあみ殴りたい

  4. 人間七七四年 | URL | -

    儒教かぶれかと思ったら貴族かぶれか

  5. 人間七七四年 | URL | -

    これらの今迄の文章を読んで感じたのは、ドラマや漫画に出てくる本阿弥さんの
    イメージって、一体どう言う解釈での物だったのか知りたい位違いすぎるねw
    何で毎回他人の悪口が入るんだろう?

  6. 人間七七四年 | URL | 3aXRcdxk

    せっかく刀狩りしたのに民兵て
    いかんでしょ

  7. 人間七七四年 | URL | -

    ※5

    イメージに関しては、その作品が評価され、作者の人物像までが立派であるかのように勝手に想像された結果では

    エジソンやらファーブルやら司馬遼太郎やら、なんかそんな感じですし

  8. 人間七七四年 | URL | -

    「本阿弥行状記」の筆者は光悦じゃなくて光甫なんだが…

  9. 人間七七四年 | URL | -

    ※8
    誰が書いたか?じゃなくて、その中で誰がなにを発言したか?が重要な訳でこの本は
    少なくても身内の事を書いたのだから、他人が書いた物よりも信頼性は高い筈。

    前に指摘入っていたけど、当人が書いた年代には光悦存命中だから何も知らないって
    事はないんじゃないかな?

  10. 人間七七四年 | URL | -

    ※9
    と言っても本阿弥行状記は光悦の記事が無い訳じゃないけど、
    全体としては「光悦が言ってました」って体裁の記事じゃないからね。

    光甫の感想ってとるのが自然かと

  11. 人間七七四年 | URL | -

    >当人が書いた年代には光悦存命中

    本阿弥行状記が書かれた年代って特定されてたっけ?

    勝手に、光甫が光悦の孫だから生前の交流はあったろうけど
    光甫も長生きだから、光悦死後に著されたものだと思ってた
    よくある”ご先祖様顕彰本”みたいな感じで

  12. 人間七七四年 | URL | -

    ※11
    書いた年代じゃなくて、当人たちが生きた年代でしょ?
    (判明している範囲だろうけど、それと以前に指摘とある以上
    ここで聞いても意味がないと思われ?光悦タグ探した方が早い)

  13. 人間七七四年 | URL | -

    どんなやり方でも他国からの攻撃には卑下した名称つけるだろ。
    この人が取り合いを深く知っているとは思えないが

  14. 人間七七四年 | URL | -

    >>3
    沈惟敬のペテンに騙されて朝鮮征伐でつまらない和睦をしたのは事実だろ

    今でも韓国のペテンに騙される政治家に対してヘイトをためるのと同じ状況じゃないか

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