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利家公はきわめて御憐憫の深い君であったので

2016年01月29日 18:51

52 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/01/28(木) 15:06:16.95 ID:et56NdCV
 私達が一年加州へ御用に下向して逗留している時に、御台所の勘定奉行がひどく使い込んでしまったので、
退役閉門、知行の内から毎年返納するよう仰せ付けられたということがあった。
 その人は常々懇意であった人だったので特別に気の毒に思った。

 この背景には利家公はきわめて御憐憫の深い君であったので、御家中で百石から千石の侍衆で身持ちが放埓でない貧しい人々を吟味して、
順番に御台所の勘定奉行に仰せ付けられたことにあります。彼らは捨てられた物を拾い、余った物を売り払い、先ずは横物成の類から着手していって、
一ヶ年毎に勤めさせてもらったので、君のおかげで身の上を取り直してきました。
 
この度の使い込んでしまった人は一粒一銭の私物化もなかったが、吟味が足らず、下に勤めている者らに対し、
様々なものに条件の良い値段をつけたので、御台所の出費がいつもより一ヶ年で三千両ばかり高く必要であると申し上げた。
そのため不足分を負債としてしまいました。
 この人はきわめて篤実な人ですが、器量がなかったのでこのようになってしまった。

 これにつきましては、親にひどく孝行して国家の用に挙げられたが、才が足らなかった人がいることを思い起こします。
 孝行といえばただ一道にして、その孝行には事情や立場あると考えられます。
(本阿弥行状記)




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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | sSHoJftA

    ☓御憐憫 ◯御吝嗇
    加増せずに、捨てられたもの余ったもので身上持ち直させるところなんか、特に

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※2
    >×御憐憫 〇御吝嗇

    ホントにこんな感じの内容で草しか生えない

  3. 人間七七四年 | URL | -

    やりくり術が身につくと考えればそう悪い事でもないかもしれん

  4. 人間七七四年 | URL | ZPZR469g

    >彼らは捨てられた物を拾い、
    主君の薫陶が行き届いてるよね

    まあ利家の吝嗇も織田家追放されてた時にほとんど誰も助けてくれなくて、
    本当に困窮してたってのがあるから、しょうがない部分もあるだろうけど…

  5. 人間七七四年 | URL | JPG8Eu66

    そもそも手柄を立てたり重要な役職についてるわけでもないのにただ貧乏だという理由で加増なんか出来るわけないしな
    他の藩士にも示しがつかんし

  6. 人間七七四 | URL | -

    しまつの極意。

  7. 人間七七四年 | URL | 6m5BDBwc

    たいした武功もないのに加賀百万石の大身になった人もいるしな

  8. 人間七七四年 | URL | -

    ※7
    なら、具体的な「たいした武功」ってどんな功績なの?
    当時の武家社会で、武力だけが出世の道じゃないんだけどね

  9. 人間七七四年 | URL | -

    勝家を裏切ったのは秀吉的には大功績だな

  10. 人間七七四年 | URL | -

    何十年と戦い続けて武功重ね成り上がっていった能ある武将なのにな
    信長に気にいられたり秀吉との縁で引き立てられたりしたのも事実だろうが
    まるで何もやってないかのように馬鹿にされる筋合いは無いわ

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