織田信長「平手がこのようになってしまったのは」

2016年02月12日 18:53

304 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/02/12(金) 17:34:40.74 ID:q2GDssgV
平手清秀(政秀)が自害すると、織田信長は大いに嘆き、言った

「平手がこのようになってしまったのは、私の無道を諌めたのを、私が用いなかったためだ!
彼の恩は父と言うにも劣るものではない。あの日はあの場所でこのことを諌め、またこの日は
あのように諌めた。そういう者を、深く考えず用いなかったこと、千悔恥じて居場所もない。
ああ、極諫の士を失ったのは、偏に天からも捨てられたようなものである。

しかし返らぬことは悔いても益はない。詮ずる所、過ちを改め善に移り、軍功を励まし、
世の無道を平らげ、天下一統の仁生を施すことこそ、これまでの非道を天命に歎くには如かじ。」

そう考え、暫くは居室に閉じこもっていた。深く思し召されるお心の程こそ有り難いものである。

そして信長は一寺を建立し、清秀寺と号し、忌日には自ら弔われることもあり、これを見聞きした者達は
「荒々しい人物だったのに、打って変わったようなご風情だ。如何様にもこの大将はただ人では
無いだろう」と、世を挙げて口ずさんだ。

(甫庵信長記)



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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    信長「自戒を込め、これより織田無道と名乗ろう」

  2. 人間七七四年 | URL | -

    生き続けてたら疎まれて嫌な結末になりそうな気がした自分に圧し切り長谷部。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※3
    なんか板垣さんと同じような末路を
    辿りそうな気がする・・・なんとなく

  4. 人間七七四年 | URL | -

    佐久間さんや林さんみたいに「お前の息子が、昔、わしに無礼を働いた」と言われ、追放される可能性もあるね

  5. 人間七七四年 | URL | -

    どうでしょう?信長さんは狩の途中でも、ふっとした瞬間に平手の爺さんを思い出して
    涙浮かべたという話もあったのと、その折檻状でその平手の息子を戦死させたと云う部分
    も有る。特に若い頃は大人の味方も少なかったと思うし、それなりに恩義を感じていた
    のは間違いないと思う。

    それにその頃ともなれば年齢的に亡くなっているか、とっくに家督譲ってると思いますよ?
    追放された人達だって、最後の頃は確かに直接の戦果や政治上の成果も少なかったしね。

  6. ななし | URL | -

    何だかんだで、親身になってたからだろうな
    心底では平手の爺やと慕ってただろうに

  7. 人間七七四年 | URL | -

    いい逸話なのに、小瀬甫庵の作だと思うと何処か興ざめてしまう自分がいる・・・

  8. 人間七七四年 | URL | -

    あの日 あの時 あの場所で~♪

  9. 人間七七四年 | URL | -

    ※8さんのおかげで、信長と平手政秀が、橋の上で「信っち」「政爺」とすれ違いざまに呼び合うのが脳内再生されたじゃないですか。鬼武藏さんに会ってきます。

  10. 人間七七四年 | URL | -

    東京ラブストーリーって原作はドラマと違って露骨にドロドロじゃないですかー

  11. 人間七七四年 | URL | -

    >しかし返らぬことは悔いても益はない。

    切り替え速ッ

  12. 人間七七四年 | URL | -

    ※10
    柴門ネキの漫画は、露骨に読者の嫌悪感を
    煽っていくスタイルやからしゃーないで



    カンチとさとみは人間無骨で串刺しにしても
    なお余りあると思った事もなつかしいで

  13. 人間七七四年 | URL | -

    昔、政秀寺に行ったことがあるよ(´ω`)

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