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室我入道謀殺

2016年03月14日 18:31

326 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/03/14(月) 17:54:03.61 ID:Yc5G3ZeV
天正壬午の乱の結果、信州一国は徳川家康に属することになったが、ここで天正11年6月、
真田安房守昌幸は国中を従えんと企て、先ず室賀を討つべしと一門を一手に引き連れ
室賀の館に押し寄せた。

しかしこれに、室賀兵部太夫(正武)は自ら打って出て、篠山において火が出るほど激しく戦い、
互いに多くの郎党が戦死したため、双方ともに引いた。しかし翌日、真田は再び取って返して押し寄せ、
これに室賀より和睦を請うてきたため、これを許して帰国した。

室賀入道は真田に従属したことを無念に思い、翌天正12年6月、高井彦衛門尉を通じて
遠州の徳川家康に訴えた。これに対し家康は、「謀を以って真田を討つべし」との返答を得た。
室我入道はこれに大喜びし、それから上田に見舞いに参ること甚だ頻りとなった。

ある時、上方より囲碁の上手が上田へと参り、これに室我入道は招待された。
室賀は「よき時節なり」と考え、日限を定め、一門の室賀孫右衛門を以って
「来月7日、真田の居城に囲碁に参りますが、この時真田昌幸を討ち取ります。
ですのでご加勢下さるように。」
と、徳川家臣の鳥居氏に申し送った。

ところが、この室賀孫右衛門は内々真田昌幸に通じていたため、その書状を直に上田に持って行き、
その内容を語った。真田昌幸は大いに喜び、孫右衛門を馳走して反した。

一方、室我入道は全てうまく行っていると思い、家の子である桑名八之助、相澤五左衛門尉、
堀田久兵衛などを従えて上田に参ると、昌幸は兼ねて用意してあった通り、書院に招いて
囲碁を始めた。
この時、長野舎人、木村戸右衛門が討ち手に決められており、合図を出すのは禰津宮内太輔、麻利子藤八郎、
長命寺、安楽寺であった。

長野、木村は次の間より太刀を抜き出し、室が入道を無常にも殺した。
室賀の家臣である桑名、相澤、堀田はこの騒ぎを聞くより早く殿中に斬り入り、散々に戦った。
しかし、たとえこの3人が項羽の勇を顕したとしても、多勢に取り巻かれ、最後には生け捕りにされた。
この3人は後には心を変じて真田に仕え、無二の忠を成した。
この時、桑名八之助は深手を負った。

室賀の妻子たちはこのことを聞くと、取るものも取りあえず早々に甲州へと落ちていった。

(加沢記)



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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    「真田丸」では、これが描かれるのかな

  2. 人間七七四年 | URL | -

    >>1
    「だまれ小童!」

  3. 人間七七四年 | URL | -

    相手の城に暗殺しに行くかねえ?

  4. 人間七七四年 | URL | -

    計画的な暗殺に及ぼうとしてもそれをリークしちゃう身内がいるようではどうしようもないね。

  5. 人間七七四年 | URL | Cnub/O7I

    「室我入道」
    「室賀入道」
    「室が入道」

    3人おって、殺されたんは3人目。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    信幸が碁を打ってるのを見てたら殺されたバージョンもあったよね。真田丸ではどうやって殺されるのか楽しみ。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    今泉さん・・・殺されるのか。

  8. 人間七七四年 | URL | -

    >>※2
    信幸「あのヒゲ、殺しちゃっていいよね?」

  9. 山崎山城守 | URL | -

    オヤジは息子の婚礼を血で汚すおつもりのようです

  10. 人間七七四年 | URL | -

    室賀「黙れ。小童」
    信幸「うるせえ、ハゲネズミ」

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