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片桐の忠言はこの時に顕れた

2016年05月26日 15:34

650 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/05/25(水) 22:58:06.80 ID:4/B3iYED
大阪冬の陣の講和に向けた動きが始まる中、大阪城の首脳である織田有楽、大野治長
豊臣秀頼の御前にて、このように講和の受け入れを勧めた。

「両将軍家より、御和睦の事を再三仰せ遣わっています。その上意疎意あるまじと、
神文を進ぜられるとの事です。

この度の合戦においては、日本国中の軍勢が雲霞のごとく集まり昼夜攻め戦いましたが、
我々にはさほどまでの負けもなく、これによって君のご威光は天下に秀で、人々はその武威を
皆恐れるほどです。然れば、また重ねて時節到来の時期が来れば、味方に属するものも多いでしょう。
また大御所も既に七十余歳。御余名も久しくはないでしょう。彼が薨去すれば必ず変があります。
その時は天下の大名2つに分かれ、合戦が起こり我らの存在が大きくなること疑いありません。」

秀頼はこれを聞くと
「お前たちが申すこと、一々道理が有る。だがその内容は結局、この戦が始まる前に片桐且元
私を諌めたものと同じではないか?

であるのに、その諌めを排除して今度の難儀に及び、ようやく今になって片桐の諫言に従うとは、
運の極まりである。
しかし運を天に任せ敵を討ち果たそうと思っても、今は皆和睦を好む。ここに至っては恥を忍んで
降を乞い、士卒の生命を継ぐ事を以って、軍勢の恩賞とするしかない。
早く和睦を調えよ。

片桐の忠言はこの時に顕れた。私は後世から嘲笑をうけ、その恥辱を雪ぐことも出来ない。」

そう、目に涙を浮かべて言った。有楽も治長も顔を赤らめたものの、秀頼が和睦を許諾したことに
喜悦して退出した。

(新東鑑)




651 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/05/26(木) 00:09:41.77 ID:36WfMBtD
その恥辱を雪ぐことも出来ないって断定しちゃダメでしょう。
家康の寿命尽きたら合戦になるって話てるんだから勝てばいいんだし、
そして結果がわかってる後世に書かれたってわかっちゃうという二重の意味で

652 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/05/26(木) 09:29:40.29 ID:kWfovEN6


653 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/05/26(木) 09:56:11.27 ID:o5U5k782
最初に且元の進言を退けたのに結局はそれに従うことになったからだろ
後に合戦に勝てばよいとかそういうことではない
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    後悔先に立たず

  2. 人間七七四年 | URL | ixivxIWw

    じゃあ、秀頼の江戸参勤・大坂城を退去して国替え・母を人質として江戸に置くの三択選んで正解なのかというと微妙。加藤さんちや福島さんちみたいに凡ミスで改易とかあるわけだし。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    天庵「家臣の忠告は、きちんと聞いた方がよい。」
    菅谷「忠告を無視して、家を危うくさせた方が、何を仰いますやら。」

  4. 人間七七四年 | URL | -

    最近やたらめったら小田家ネタが出るけど、時と場所くらいは考えて欲しいと思う
    なんでもかんでも天庵さま出されてもね?

    ※2
    少なくても戦をする必要性は無かった。改易の可能性があっても少なくても一門としての
    扱いは受けられた筈。大阪方の時勢を見る目が無かっただけ
    それに乗っかったのが浪人衆と没落元大名達

  5. 人間七七四年 | URL | 6fdD5lUY

    むしろ戦って正解だと思うけどな。
    「命は軽く、名は重い」で生きてた戦国の武士にとって大坂の陣は最後の死に場所だったわけで、その武名は今でも語り継がれるほど。
    どうしても生き残りたいなら武士なんかやめて百姓や町人やってればいい話。少なくともお家騒動とかで断絶や改易されるよりはマシだったと思うわ

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ※5
    だから大阪方の人間が負け人間達の吹き溜まりだった理由でしょう?
    上の無能で駄々捏ねて戦を初めて、案の定ボロ負け。何がしたかったんだか?

  7. 人間七七四年 | URL | -

    そもそも秀頼は仮にもあの秀吉の息子なんだからさあ
    情勢に流されるまま戦場にも出ず進退窮まった挙句
    助命嘆願を突っぱねられた後やっと腹切ったのを
    武名だの誇りだのと認められるような安っぽい存在かね

  8. 人間七七四年 | URL | ixivxIWw

    ↑負けた側を悪く言うのは子どもでもできるぞ。負けたから真田信繁、後藤又兵衛、毛利勝永の奮戦は無意味で、豊臣方は秀頼や淀や大野兄弟の無能で滅んだことになるのかね? 勝ち目のない戦いでも戦わないといけない時もある。そもそも関ヶ原までの大義名分は豊臣方にあって、家康は逆賊同然だった。関ヶ原に勝って実力で大義名分を抑え込んだだけ。

  9. 人間七七四年 | URL | rMPwZq/k

    秀吉が卑しい身分だからと楯突いてボコボコにされたり、西軍についたのに関ヶ原で三成との私怨からほとんど仕事せずに敗戦後に頭丸めた島津は無能の極みってことですね、分かります。

  10. 人間七七四年 | URL | 3aXRcdxk

    信康「※6殿の言う通りですよ父上。三方が原でボロ負けして滅亡寸前なんですからさっさと腹をお召しになっては」
    家康「……」

    ガン不利な戦を始めるに至った戦略的過誤は弁護に値しないが、
    戦うと決まった以上はどんなに絶望的な状況に陥っても勝ち目は奇跡しかなくても
    忠誠の対象や味方や部下の為に己のベストを尽くすのが武の本分だよ
    戦は目に見える部分の計算だけでは成り立たない所が必ずあるから
    これは現代の軍隊でも同じ

  11. 人間七七四年 | URL | -

    ※8
    現代に至るまで講談やらで引っ張りだこの連中はそれこそ名を遺してるでしょう
    当時なら尚更その奮戦ぶりや死に様を評価されたかと
    翻って秀頼の動きは同じ負けるにしても武門の意地とか感じられない

    ただ戦の経験もなく政情的にもここに至るまで本人の思惑だけでは
    どうにも出来ないこともあったろうからそこは同情すべき点だとは思ってるよ

  12. 人間七七四年 | URL | ixivxIWw

    そもそも昨日まで「秀吉の子どもで武士の頂点に立つ存在」だったのが、いきなり「偉くもなんともない一大名」扱いになったら混乱するわな
    徳川慶喜が将軍やめて幕府が滅びるのを呆然と見てたのは割と凄いこと。やっぱり宗家じゃなかったからなんかね?

  13. 人間七七四年 | URL | -

    ※8

    いや・・・そもそも、近年の研究の結果とか見ると、「方広寺の鐘銘とか官位叙任問題とか、二条城で大坂はうちに頭下げたのに何勝手な事してんの? 取りあえず釈明してよ。淀殿じゃなくて秀頼サイドがさ』と、徳川の回答を受けて、且元が当時としてもまともな妥協案を提示したら、秀頼がブチギレて、且元攻めて開戦という構図よ。

    戦わないとならないときじゃなくて「何でいきなり斜め上の展開してんだよ。秀頼わよ」というレベルですがな。そもそも覚悟があるんなら、夏の陣で山里廓に逃げるなんてことせずに、自身が切腹して城兵の助命嘆願とかしているやろ。

  14. 人間七七四年 | URL | -

    負け人間呼ばわりとか安っぽいとか馬鹿とか口が悪すぎなんじゃないのか?そんな感情的になって貶める必要はない
    喧嘩腰じゃ空気が悪くなるだけ

  15. 人間七七四年 | URL | -

    ※8
    東西両陣営どちらも豊臣や皇室に弓引いたわけじゃないのに逆賊扱いとか意味不明すぎる

  16. 人間七七四年 | URL | -

    ※8さん
    普通、武家は戦を避ける物ですよ。出費も嵩むし人も死ぬから。勝ち目が無いなら余計です。
    豊臣家が結果的に戦に突入したのは、内政的にも外交的にも二進も三進も行かなくなって、
    現実も直視出来なくなった結果のただの自滅です。

    それに本当に徳川家=逆賊なら秀吉死後から勢力を二分することもないし、豊臣家臣達が家康
    の側に立つ事も無いですよ。武士は元から利に聡い集団ですから、「淀君と秀頼公では今後は
    やって行けない」と思われてしまった時点で御家終了ですよ。<秀吉の暴走のせいですが
    現に秀吉の織田時代からの家臣や、木下家ですら離れて行きましたよね?
    (当然、純粋に豊臣家への忠誠心の厚い人達も居たでしょうけど)

    最近コメント欄で変な武士のロマン的理想論を振りかざしてる人が居る気がします。
    少なくても議論したいなら現実に則して欲しいし、ただの呟きなら、それこそ個人で
    そう思われるのは結構ですから、それでとどめて欲しいと私は思います。

  17. 人間七七四年 | URL | -

    ※16様

    私自身は武士のロマン否定派だし、大坂の陣の責任は豊臣側だと思っていますけど、
    最後の3行の発言はあり得ないです。
    自分側の意見はおおっぴらに言っていいけどお前の意見は個人の内心にとどめろとか
    無礼にもほどがあります。

  18. 人間七七四年 | URL | -

    平家滅亡を清盛すべてにおっ被せた平家物語のように
    豊臣滅亡を淀すべてにおっ被せたてただけで
    最近は秀頼が問題だったのが分かって来てるね
    結局膝を折ることも、戦い抜くことも出来ず自滅したと

  19. 人間七七四年 | URL | -

    この時代の武家は面目が大事だから現代人の観点から見ると
    「なんで?」って思えるような行動を取るんだよ。

  20. 人間七七四年 | URL | -

    問題なのは徳川ヤクザでしょw

  21. 人間七七四年 | URL | -

    ※13
    そんな研究無いぞks

  22. 人間七七四年 | URL | -

    ※17
    それこそ個人論だと感じるね。

  23. 人間七七四年 | URL | TY.N/4k.

    まぁ大坂の陣で豊臣の底を見せたのは痛かったね。
    俺たちは戦うことができるぞ、って言うほど戦えればワンチャンあったが完全に力負けでは。
    戦力の底を見せる結果に終わったから勝てる道理がない。
    そんなら徳川に頭下げてでも戦わない方が良かったよね。

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