FC2ブログ

金官の最期

2016年05月27日 17:54

金官   
770 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/05/27(金) 04:16:31.27 ID:PvxVDWqo
清正は金官(良甫鑑)という朝鮮人を日本へ連れ立って来て、慣例どおり
に親しくして、八木2百石を与えた。

金官は、「清正に離れて一日片時も永らえるべきではない。御供申さん!」
と言って切腹した。

――『清正記』

金官という朝鮮人は、同24日(清正死去の日)に切腹しようと致したが、
2人の子息がこれを見て脇差を取り上げ、色々教訓して止めた。

そして脇差を隠して丸腰にしておいたのだが、14,5日も過ぎたので、
思いとどまったなと子息も思って油断していた頃、箍掛けを呼び入れて、

古桶の輪を掛けさせ見ていたのだが、人のいない時に箍掛けの鉈を取り、
腹を十文字にかき切って死んだのであった。

これをもって見れば、高麗人も純柔純弱兵とばかりは申し難きことである。

――『続撰清正記』




スポンサーサイト





コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    引田天功みたいに、輪を外して脱出した。ってオチを期待してしまいました。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    「箍(たが)」って読むのかこの字
    こういうのを直す職人さん(桶を作る職人と兼業?)が昔は居たんだなあ

  3. 人間七七四年 | URL | -

    古典落語にたが屋というのがある。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    たがという読みでは「箍が外れる」「箍が緩む」といった慣用句の方がむしろお馴染みやね。

  5. 人間七七四年 | URL | aIcUnOeo

    どういう『慣例どおり』なのか気になる。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ※5
    晴信「それはそれはもう慣例通りじゃよ」
    昌信「御館様///」

  7. 人間七七四年 | URL | -

    ※5
    「まれびと」として扱ったということだろうか。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/9988-9602ac40
この記事へのトラックバック