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戸次道雪の諫言状

2010年03月01日 00:01

882 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/28(日) 20:18:12 ID:PKi4YTnt
大友宗麟といえば戦国期の代表的なキリシタン大名であり、その信仰により他の宗教を弾圧したことも
また有名である。
重臣、戸次道雪はこれを憂い、宗麟を諌める書状を送った

『今の豊後の有様は、殿が無道のみをなされた結果、天罰をうけ近年では戦に勝利出来ず、
評判は地に落ち窮地に陥っております。
殿のなさりようは他国からも批判を受け、犬を打って遊んでいるような童までこれを嘲っているとのこと。

筑前の秋月氏の領内では大友の「無道」を十ヶ条に書き上げ、領内のみならず隣国にまで触れ回っているそうです。
それを殿はご覧になったでしょうか?
そこには、大友領内の老若男女がキリシタンとなって寺社を破壊し、仏神を川に流し、また薪にし、
寺社の所領を没収して他の人間へ給与しているなどと書かれていると承っております。

口幅ったいようですが、日本の武士は源平以来、仏神の加護を祈って正義に基づき戦ってきたとされていますし、
神社仏寺を尊ぶことを専らにせよとも教えられてきました。

日本は一般に神国といいます。ご存知でしょうがこの「神国」とは、すべての神仏を尊重する国、ということです。
どうか、善悪についても、君臣の関係においても、そしてご信心においても、排他的な考えを持って
道理と天道に背かれるようなことをなさらないように。それこそが大切な事のです。』

道雪の思いがにじみ出た、諫言状である。




883 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/28(日) 20:36:12 ID:0T5uYgAL
>ご存知でしょうがこの「神国」とは、すべての神仏を尊重する国、ということです。

今も昔もこんな感じだよな。
日本が無宗教とか言ってる奴はこの辺分かってないんだよな。
日本は宗教ごっちゃにっつーか色んな神様がいておk、という国なだけ。

まぁあえていうなら土着神、精霊信仰(八百万神)が深く根付いてるけど。

920 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/01(月) 10:07:50 ID:tN9/PYx0
>>882
日本戦国版「出師の表」か…これ見て泣かざるは男子にあらず。

立花宗茂の養子入り、そして立花道雪の死

2010年01月09日 00:06

793 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/08(金) 09:17:53 ID:eES7IsMi
立花宗茂の話が出てたので便乗して道雪&紹運、
宗茂の逸話を織り交ぜたお話を。

立花道雪が落雷で半身不随となり不幸にみまわれた頃(1576年頃)のお話。
当時龍造寺家、毛利家との争いが激化しており両家との合戦中のことであった。
道雪が指揮している部隊の一角が崩れ大ピンチ!
そんな時道雪が大声で叫んだ。
「我が輿を敵中に入れよ!命が惜しければその後輿を置いて逃げよ!」
主君を敵中に置いて捨てていく事など出来ない。
輿周りの武者達は一斉に太刀を抜き敵陣深く突撃し始める。
まっしぐらに敵軍のど真ん中へ輿が突撃し始めると道雪は三尺ばかりの棒を
取って輿を叩き、「エイトウ!エイトウ!」という声を上げる。
これを聞いた武者達は「それ戸次音頭が始まったぞ!」と
言うやいなや、我先にと競って敵を攻めたてる。
一旦は崩れた者たちもこれを聞くと皆脇目も振らずに敵陣に突っこみ、一斉に斬りかかる。
万一部下たちが躊躇していると「どうした、はようせい!!」と怒声が響き
鬼の形相で輿の前後を激しく棒で叩かれる。
そのため道雪の部下たちは遅れをとることを敵から逃げることよりも恥としたという。
この噂は遠く武田信玄にまで届いており、道雪と相見えたかったと言ったという。

794 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/08(金) 09:19:04 ID:eES7IsMi
このような恐るべき雷公様へ養子に行く事になった宗茂
宗茂の実父・高橋紹運は「宗茂は当家の嫡男であります。平にご容赦を。」と断ったのだが、
道雪は事あるごとに何度となくねだり、ついに首を縦に振らせたという。

宗茂の婿入りが決まり、立花山城へ向かうため別れる宴でのこと。
紹運は自らの愛刀である備前長光を差し出した。
「宗茂、これを取らす。受け取るがよい。」
「はっ、有難き幸せにございます。」
「これより親子の縁を切る。」
「は、はっ?父上、それはどういう…」
「戦国の習いじゃ。こののちわしとお前が敵味方になったらその時は自ら願い出て
 道雪殿の先鋒となり、この刀でわしを討ち取りに参れ。よいな?」
「…」
「返事はどうした?道雪殿は未練がましいことを好まれぬお人柄ゆえ、
 何事にも迷いがあってはならぬ。」
「はっ!宗茂、承知つかまつりました!」
「うむ。またお前が何か不覚により道雪殿から離縁される事があるかもしれないが、
 その時は当城に帰って来てはならぬ。潔くこの刀で自害せよ。」
このようにして刀を宗茂に与え、道雪の元へ送り出したという。


795 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/08(金) 09:20:06 ID:eES7IsMi
時は流れて天正12年(1584年)頃のこと
沖田畷の戦いで龍造寺隆信が島津家に敗れ戦死したため龍造寺家が島津家の傘下となってしまう。
立花・高橋軍は結束して龍造寺・島津勢を破って筑後への侵攻に成功するが
道雪が筑後・猫尾城攻めの陣中にて高齢のため病に陥ってしまった。
道雪の容態を気遣う手紙を送ってきた宗茂・千代に対し、道雪はこう返した。
「自分の死後、遺骸に甲冑を着せ柳川の方に向けてこの地に埋めよ。その後陣を引くがよい。」

その後、道雪は亡くなってしまったが宗茂夫妻、家臣一同敵陣へ道雪の亡骸を
置いたまま陣を引くことなど出来ないという結論に達した。
道雪の棺を輸送しながら陣を引くことになったのだが、何故か島津勢からの追撃がない。
ふと島津陣中を観ると道雪の死を悼み喪に服する島津勢の姿があった。
島津勢の中には道雪の死に涙する者も居たという。

辞世の句は「異方に 心ひくなよ 豊国の 鉄の弓末に 世はなりぬとも」
訳:これからも当家は戦ばかりが続くであろうが大友家の敵に心を揺さぶられるな。
  決して大恩に仇で返してはならない。




799 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/08(金) 09:38:16 ID:21CCZc0k
>>793
やべえ、朝から涙出ちゃったんだけど……。
かっこよすぎんだろ、宗茂。

801 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/08(金) 10:15:04 ID:n3IyOE9J

宗茂が婿入りするときの「もし離縁されたら云々」て言葉は初めて聞いたな。
紹運は将としてもだが、親としてもホントに出来た人だな。
そら宗茂も完璧超人になるわw

813 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/08(金) 17:33:33 ID:pjgVfugG
落ち目の主君に見切り付けるのは必ずしも悪じゃないのに
3代揃って義理堅くってまあ

宗像氏と立花道雪との悪い話

2009年07月13日 00:04

332 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/12(日) 14:24:42 ID:PwKJp/qb
やっと規制が解除されたので、>>79で書かれた宗像氏と立花道雪との悪い話。

>>79で書かれた様に、血塗られた闘争の果てに、十五歳にして当主となった宗像氏貞。
当時の北九州の諸豪族のパターンよろしく、陶が滅ぶと毛利に付き、毛利が大友に
北九州から駆逐されると、大友に降っている。
氏貞は、豊後三老である臼杵鑑速の娘を大友宗麟の養女として妻に向かい入れ、
更には、自分の妹であるお色を、大友家同紋衆である立花道雪の側室にしたのだが、
氏貞がお色の化粧料として立花家に贈った西郷・若宮の領地が悲劇の発端となった。

立花家の家老で鷹取城城主のの森鎮実が領内不作による食糧支援を道雪に求めた時、
道雪は直に食糧を輸送した。
ところがこれに対し、かねてから立花家に不満を持っていた若宮の若宮郷氏が輸送の邪魔を計画。
(若宮郷氏の不満の理由は、先祖代々の土地を立花に取られ、代替地が
不毛の地だったからだとか)
そしてそれに立花と筑前の覇権を巡って争っていた秋月氏がしゃしゃり出て、
あまつさえ、その動きを止める為に派遣された宗像氏の家老2人もこの襲撃計画に
加わってしまった。

まあ襲撃そのものは、立花勢の前になすすべもなく失敗してしまうのだが、この事に道雪大激怒。
何と計画を最後まで辞めさせようとした宗像氏貞討伐の命令を発してしまう。
流石に重臣である由布雪下・小野和泉が

「いや・・・宗像氏貞は数少ない親大友派なのにこちらから敵方に走らせたらまずいでしょ」
「そもそも宗像氏貞は止めているんだからそこを考えましょうよ」

と言って、サポタージュするのだが、道雪の怒りは収まらず、結果氏貞は大友と敵対する事になる。
哀れを留めたのは、宗像と立花の絆を深める為に側室となったお色。
彼女は天正十二年三月二十四日に病死するのだが、奇しくもそれは長州派宗像氏が、
宗像正氏の先妻とその娘を惨殺した日の翌日にあたるという。

なお、立花宗茂は、この不遇の人を哀れんだか、お色の生前、彼女の付き人たちにも温情を以って接し
彼女の死後、寺に寄進をしたりしている。




333 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/12(日) 14:58:03 ID:uiZ8OSZA
まぁ宗茂はそういう役回りですよね

338 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/12(日) 20:32:49 ID:Ln2ZQCBP
>>332
>奇しくもそれは長州派宗像氏が、宗像正氏の先妻とその娘を惨殺した日の翌日にあたるという
この手の話にはよく出てくるけど、別に奇しくもなんともないと思うんだよくよく考えると。

松永久秀みたいに、大仏焼亡と自身の滅亡が同日ってんならともかく。

339 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/12(日) 21:08:16 ID:uiZ8OSZA
同じ日に何か無いかなと思ったら同じ年の同じ日に
肥前のクマーさんが家久(善)壮大な釣りに引っかかった日だった
えーっと…つまりお色はクマーさんの分身と解釈していいのかな?


立花道雪 、若者は斬らず

2009年07月02日 00:14

930 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/06/30(火) 23:02:49 ID:/N/5Ec5j
立花道雪 若者は斬らず

道雪は世間に聞こえた人格者であったが、規律には厳しかった。
勝手に陣から抜け出した兵達を、見せしめに処刑した事もあった。

ある時、道雪の近習の一人が、同じく道雪の女中と不義密通をして
しまった。この事は瞬く間に立花家内で広まった。さぞ、道雪様は
お怒りであろうと推察した他の近習が、道雪に進言した。
「道雪様、あの者は不義密通を致した不届き者。成敗致しましょう。」
だが道雪は言った、
「ばかもの。若い男が女に溺れる事はあたりまえだ。あいつは若く、
まだ分別の利く様な歳ではない。そんなことで、あたら若者を斬る
事など出来るか。心配せずとも、あいつは戦では他の誰より勇敢に
戦うさ。」
進言した近習、そして周囲の者も、それ以上若者を非難する事は
無くなった。

だが、道雪の言葉を人伝に聴いた若者は、その後女中と会う事を止め、
程なく起きた戦で一番に敵中に乗り込み、討ち死にした。
若者の討ち死にの報を聞いた道雪は、涙を流しながら手を合わせ、
近習につぶやいた。
「見よ、あいつは誰よりも勇敢であったであろうが…」

道雪も近習達も、若者の死を深く悼んだと言う。





932 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/06/30(火) 23:14:01 ID:jJJmGf1a

>>930
本当の人格者だな…こう言う上司なら、文句無しに付いて行きたい。

934 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/30(火) 23:30:46 ID:Hp/ypeG4
道雪が若者を自殺同然の一番槍に追い込んでるよ・・・
しかも綺麗にまとめてるしおじいちゃん怖い

935 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 00:08:18 ID:2dkuPXXV
最上かどっかで似た話があったような

936 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 00:24:21 ID:F85t6c81
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-117.html

これじゃね?

937 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 00:51:01 ID:6pWZAwTs
孫武の話と同じパターンだね
明らかに狙ってる時点でいい話なのだろうか?

938 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 01:03:27 ID:nCJksHIW
単に斬ってしまえばそれで終わりだが、自らの度量広さと教養の深さを見せられ、
また他の家臣への引き締めにもなるじゃない。
利用できるものは利用するという、現代のMOTTAINAI精神に繋がる良い話じゃないか。

939 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 02:15:42 ID:lr5FZGT+
・不義密通で手打ちになりました
・許されて家のために奮戦しましたが、討死してしまいました

上二つを比べた場合、近習にとっていい死に方がどちらかがいいか考えれば
いい話ともいえるんだろう
現代のように名誉とか、家とかを重視しない見方であれば迷うってことなんだろな

940 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 02:36:09 ID:pNZBHasJ
戦だから死ぬこともあるけど もし手柄を立てて生き残ったら
皆の前で褒めて名誉回復してやろうと思ってたんじゃないのかな
失敗しても後に生かすって感じで再チャレンジできる社会として後身への手本になるし


大友宗麟の大猿と立花道雪・いい話

2009年04月24日 00:16

952 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/22(水) 21:33:20 ID:qq30wM4F
大友宗麟は一匹の大猿を飼っていた
この猿を座敷に置き、出仕して来た家臣にけしかけ
家臣の慌てふためく様を侍女と共に笑って楽しんでいた
家臣も宗麟の猿なのでどうしたものかと困っていた
さて、立花道雪も大友家臣として出仕し宗麟に頭を垂れた
止めときゃ良いのにいつものように猿をけしかける宗麟
猿が道雪の頭に飛びついたその時…!

ボ キ ッ !

猿が触れるより早く道雪は持っていた鉄扇で猿の頭を打ち砕いていた
猿は血反吐を吐いて倒れている

( ゚д゚)

想定外の事に驚く宗麟
道雪の顔を見てみた

(#゚Д゚)

怒りの表情で自分を睨み付けていた
この後道雪に
「人を弄べば得を失い、物を弄べば志を失う」
「畜生を飼って家臣を苦しめるのは孟子の言う獣を率いて人を食わせるような悪逆無道
こういう戯れは止めろ」
とかなんとかこっ酷く叱られ宗麟は恥じ入ったという




953 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/22(水) 21:37:20 ID:qq30wM4F
宗茂が人間味ないってのはいい話ばかりっていうより
こういう泥臭い話が無いせいだと思う
親父達も忠臣名臣だけどまだ人間味が沸くし
宗茂は感情的になったりする話を聞かない

954 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/22(水) 21:40:15 ID:+MUNj1r8
道雪爺ちゃんも心労で早死にしてるよな。
あと20年生きていれば大友義統もなんとかなっていたであろう。

955 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/22(水) 21:46:55 ID:CsKr5pMm
信之兄ちゃんも(ry

956 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/22(水) 21:48:37 ID:L3YV5mua
耳川の大敗の後では道雪が奮闘したところで大差なかったと思うけどな

957 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/22(水) 22:01:40 ID:+oeTjS+4
>>956
>>954は道雪が何歳まで生きたか知ったうえでのネタ書き込みだよ

958 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/22(水) 22:11:41 ID:2ezkxwHt
「もう少し長生き」も半ば定番ネタと化してるよな。

立花道雪、怒る・悪い話

2009年02月22日 00:11

229 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/21(土) 08:20:39 ID:pZwPrVz7
立花道雪、怒る

立花道雪の知り合いであると名乗る高野山の聖が、九州を勧進して回っていた。
その事について、家臣の薦野増時からの問い合わせに対する、道雪の返答

「高野山の清泰院と言う聖が、こちらにまかり越したいという十時和泉守への書状を
拝見しましたが、私は八幡に誓って、この聖に会った事はありません!
あの書状には私を知り合いの様に書いていますが、全くおかしな事です。

大体私は後生の事など何も考えていない人間なので、高野聖と知り合いになるなど
ありえません。

こっちにやって来るような事があれば、捕まえて逆さ磔にしてやろうと考えています。海に。」


雷神様を怒らせると怖いのだ。




230 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/21(土) 08:59:00 ID:9B1ZYY/z
そりゃ高野聖の方が悪いわw雷神様が怒るのも当然だな。

ところでこの十時和泉守って朝鮮で稲富に鉄砲対決で勝ったあの十時の関係者だろうか?

234 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/21(土) 11:50:05 ID:K7YrCNEw
>>230
同じとときんさんだし本人か親子だろね。
立花宗茂の代にもあれだけ有名なんだし立花氏譜代の家臣だったんじゃね?

戸次鑑連、自らの武名で毛利方を恐れさせる・いい話

2009年02月18日 04:50

895 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/16(月) 22:44:24 ID:W+BvMcY6
大友氏は毛利氏に奪われた門司城を奪還すべく出陣した。
戸次鑑連は八百人の弓衆を揃え、毛利方の陣地に撃ち込ませた。
矢には「参らせ候戸次伯耆守鑑連」と書いた紙をくくりつけ撃ち込んでいたという。
鑑連は自らの武名で毛利方を恐れさせたのであった。

矢に一本一本紙をくくりつけるベッキーを想像して和んだ。



896 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/16(月) 23:02:55 ID:WV7Tn5E+
>>895
長可「敵をビビらせたいなら、敵陣で暴れりゃいいだろ、jk」

898 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/16(月) 23:09:25 ID:zkAuLpd7
富田長繁「味方の陣を攻めてみようよ」

899 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/16(月) 23:59:49 ID:6oAmDjtB
>>895
内職のように紙に文言を書いてる姿を想像して微笑ましくなったw

立花道雪と軍令違反・悪い話

2009年01月03日 00:05

880 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 18:16:51 ID:AP5QUst5
>>878ベッキーさん(立花道雪)の正月話とかかな。悪いというより悲しい話。
戦国時代スキーには既出もいいところだしょうが、一寸お目汚しをば。


ある年、対陣が長びいて越年してしまった大友軍。西国九州とはいえ大陸からの風雪も来る前線の冬はわびしいひもじい。
とうとう「せめて正月は…」と無断でこっそり陣中から抜け出て実家に帰った家士が現れた。
そりゃもう軍令違反なんだけど、つい里心ついちゃったんですな。で、やっぱりバレました。

この時、指揮官の戸次鑑連(立花道雪)さんが何をしたかというと……
“本国まで討っ手を差し向けて、陣を抜けた本人だけでなく実家の親まで悉く討ち果たしました”

血の正月、慄然とする大友軍将士。……一番ビビったのは、日頃の行状を散々お説教されていた宗麟殿だろうが。

だがベッキーさんは言い訳めいたことは一切抜きに「無断の陣払いは敵前逃亡、軍法に照らして死罪だ。子を追い返さなかった親も同罪!」と言い放ったそうな。

むごいけど正論。だいいち普段から信賞必罰・公正無私(今回の成敗も依怙の沙汰は一人もなく、カッキリ皆殺しという)のベッキーさんを家中の誰もが知っているだけに誰も何も言い返せなかったとか。



……ラスボス秀吉は、意外と寛大な信長殿に仕えていてよかったね?という話。かなぁ(´Д`;)



881 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/01/02(金) 20:30:38 ID:OI+KgOFr
>>880
そういえば謙信が越山して長引くと、必ず無断で国に帰る連中がボロボロ出て、
それで軍が維持できなくなるってある種のパターンみたいなのがあったなあ。

882 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 21:36:39 ID:lK7At2+q
>>880
普段は部下を労わりかといって馴れ合いではなくルールからはみ出したら罰を与える
ホント理想の管理職だな

883 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/01/02(金) 22:20:20 ID:CvsKKCVx
軍法違反した家臣が悪い話だな。

立花道雪、騙される!・悪い話

2008年12月30日 00:02

783 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/29(月) 00:51:05 ID:4EZpoSEH
道雪、騙される!

1578年10月大友家は耳川の戦いで島津にやられ衰退する。
筑前では、秋月・原田・宗像・筑紫などが一斉に離反した。
その時筑紫広門は道雪に計略をもって偽り和議申し入れようと、家臣の島珍慶を立花山城へ遣わした。
珍慶は城内渡りの間で道雪と対面した。味方の少ない時、筑前側の申し入れに道雪は喜んだ。
急ぎ珍慶にお膳が用意され、さらに引出物として床上に掛けてあった長盛作の名刀壱振を彼に与えた。
また、筑紫広門への贈り物として大鉄砲10丁、火薬10瓶を 川上まで運ばせて珍慶を見送らせた。
立花山城から刀と鉄砲をせしめた珍慶は博多へ走り市中にある道雪管理の物質貯蔵庫をわざと使用できないようにした。
この変事を博多にいた年寄衆から聞いた道雪は血相を変えて珍慶を追ったがすでに珍慶は味方の武蔵城へ逃げていた。
以後道雪は筑紫広門と戦う時彼を「鉄砲盗人」と呼ぶようになった。

家臣「道雪様ヤツはとんでもない物を盗みました、それはあなたの鉄砲です」
道雪「な、なんだってー!」




784 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 02:36:44 ID:nXESr98R
喜びようが尋常じゃ無いなぁw

785 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 02:58:09 ID:R9pL630f
>>784
地図にでも描いてみろ
大友家がいかに追い詰められていたか分かるから

786 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 05:04:13 ID:gidbdV2W
最終的には数郡程度に押さえ込まれてるんだっけ?

790 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 10:12:14 ID:NuKfT+wp
>>783
筑紫広門は後年、高橋紹雲のとこに駆け込んで大友側に戻ったんだっけ。
高橋統増の嫁取り?は既出だったね

向背常なき、ってそのままの筑紫さんでした

791 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 14:09:06 ID:8DNhyi9H
そうは言っても自分の価値をちゃんとわかってる点は凄い
秀吉に美姫差し出したり茶器で釣ったりと世渡りは一流だな

792 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 14:10:01 ID:YJG/Gwcy
>>783

ベッキーを騙すなんて筑紫、てめぇの血は何味だぁ!

793 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/29(月) 14:32:00 ID:4EZpoSEH
広門「騙される方が悪いのですよ」

794 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 14:33:42 ID:EWmtZ4Tv
筑紫さんは騙した相手が鬼武蔵とかじゃなくて良かったよな

795 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 14:38:07 ID:fOwoVBv1
広門「武士の嘘は武略」

796 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 14:42:43 ID:W15EfCbc
でも筑紫広門って結局最後まで立花や高橋と行動共にして
西軍について改易されたんだよね
黒田長政に娘を側室としておっつけてたり相変わらず世渡り上手そうなのに
なんか不思議だな

797 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/29(月) 15:03:51 ID:4EZpoSEH
おまけ情報として筑紫広門の奥さんは紹運の奥さんと姉妹なんだよな。

798 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 15:06:52 ID:fOwoVBv1
東北もそうだが九州も、血縁関係が錯綜しすぎw

799 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 16:09:57 ID:jvPqeAfP
九州は島津だけでお腹いっぱい
同じ島津家で結婚しすぎだろjk…

800 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/29(月) 16:30:56 ID:izZtOpW7
>>799
義久たんの奥様は"おば"だからなぁw

802 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 16:48:37 ID:NuKfT+wp
>>796なんか思うところあったんだろうな。
高橋紹雲と立花宗茂の人柄にでも感化されたのか、嫁さんや娘に仲良くしろって言われてたとか。<義や小松さん系の愉快エピソードはないのか?

まあ大友島津の九州争覇は自分と一族の生死に次の日にも関わってくるけど、
海外や天下の穫りあいは他人事で。自分や子息がその場で死ななきゃいいや、って冷めてたのかも。

>>800総領の甚六、賢弟愚兄の見本かといわれつつ
日新の爺様が義久を高く買っていたんだっけ。

わざわざ初名に日新斎と同じ「忠良」名乗らせてるし……

それで娘に嫡孫のドゥーティーを食わせた心情はよくわからんけど((

808 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 19:46:15 ID:l4uDTCaP
>>802
>総領の甚六、賢弟愚兄の見本かといわれつつ
派手に有能な弟を持つと地味に有能な兄は損するよなあ…
毛利さんちの長男とか


ついでに言うと、島津義久の第二夫人は鉄砲でおなじみ種子島時尭の娘。
そんな種子島時尭のちょっとばつが悪い話

島津日新斎の娘を娶っていた種子島時尭、
女子二人には恵まれたものの男児にはなかなか恵まれなかった。
そんな中
時尭が嫁に内緒で、当時島津家と敵対していた大名・禰寝氏から側室を迎え
しかも男児まで出来ちゃってたのが嫁にばれてしまった(ノ∀`)

怒った嫁さんは娘二人を連れて実家に帰ってしまったそうなー

809 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 19:56:15 ID:of8F0vfQ
              僕らはすっと友達だ!!
  ∩∩      ________ _______  V∩
  (7ヌ)                  V            (/ /
 / /                 ∧_∧             ||
/ /  ∧_∧     ∧_∧  _(´∀` )   ∧_∧   ||
\ \( ´∀`)―--( ´∀` ) ̄      ⌒ヽ(´∀` ) //
  \       /⌒   ⌒ ̄ヽ、信之 /~⌒    ⌒ /
   |      |ー、      / ̄|    //`i 義久  /
    | 信広 | | 隆元 / (ミ   ミ)  |    |
   |    | |     | /      \ |    |
   |    |  )    /   /\   \|       ヽ
   /   ノ | /  ヽ ヽ、_/)  (\    ) ゝ  |
   |  |  | /   /|   / レ   \`ー ' |  |  /



810 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 20:22:13 ID:Z0St9hj7
義久は認めてやれよ…
合戦での知名度は弟達に劣るが内政的にも教養的にも兄弟一だぞ
あの家は兄弟で分業されてるんだし

811 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 20:27:30 ID:yw+i+xaq
>>809w スットて なんやねんw

>>808相当な大金出して鉄砲をガメたのは、嫁の実家に攻められるという恐怖の反動か?!

しかし思慮深くて大人しかったて、武家のそれも若いウチは余計に目立たんよな義久。
ただでさえヤンチャで武略絶倫な弟や知謀キレまくりの弟が合戦に出てはジャンジャンバリバリ活躍すんだから・・・
老成して、しかも島津家が大きく伸張したからようやく認められたのであった。まあ目出度い話だな。

……毛利隆元もマジそんなかんじやね。大内義隆の元で優雅な人質生活を送った影響も大きいだろうが
けど厳島の合戦では無茶苦茶勇敢に戦ったて話もあるんだよな、
風雨と波浪にビビって逃げ出そうとする郎党のケツを蹴飛ばすようにして、真っ先に舟に乗り込んだとか

814 名前:808[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 20:57:26 ID:l4uDTCaP
むむむ808ですが何か語弊を招く言い方をしてしまった気がするので
追記させてくれ

「派手に有能・地味に有能」っていうのは
有能さの度合いを指して言ったつもりでなくて
派手に有能→合戦向きに有能
地味に有能→内政・外交向きに有能
って言う意味なので、そういう風に読み変えて下さい

個人的に島義久とか隆元とか、能力の割に
不遇なお兄ちゃんズはもっと評価されてほしいと思うわ…(´・ω・`)

815 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 21:04:00 ID:Z0St9hj7
島津で不憫なのは家久だろう
自分のほうが本家なのに厨二と同一視されてるんだぜ?

816 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 22:13:39 ID:i3zetSJa
四兄弟で一番は歳久だと思うけど。
もうちょっと畿内寄りに生まれてたら小早川隆景になれた

817 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 22:47:19 ID:3400oSiD
>>814
なにがむむむだ!

818 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 22:56:12 ID:NuKfT+wp
>>814
ここ見に来るヤシならニュアンスはちゃんと伝わってると思うよ。

人間、空気がないと生きられないのと同じ。武張ったり才気走ってややもすると我の強い弟をまとめるのは血縁や人柄だけじゃない力、一種の政治力じゃないかな。

819 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 22:59:44 ID:ubSWlz87
隆元兄ちゃんは歳入を安定させたり兵站に優れていただけでなく
大内家での生活で培われた外交手腕もなかなかのものなんだぜ。

厳島の合戦の後、守護職や官位を迅速に整えられたのも隆元を
通じた大内系の朝廷人脈、幕府人脈あってこそさ。
本来なら1570年くらいから隆元大活躍のターンがあったはず。

以上、死んだ時期がちょっと、いやだいぶ悪かった話。

820 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 23:17:26 ID:RGnIA0lh
>>809
ところで左端の信広さんて伊勢長島で死んじゃった信広さん?

821 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/30(火) 00:21:36 ID:2cXCuUzV
信広兄さんは庶兄だから最初から家督を継ぐ権利が無かった。

かわいそうな信広兄さん

824 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/30(火) 00:39:05 ID:07pu3Pg/
家臣クラスまで広げたらもっといるかな、地味な長男と派手な次男の兄弟。

825 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/30(火) 00:43:45 ID:QUk8SK90
井伊直勝「病弱だし、父と兄が強烈なので歴史上殆ど印象に残ってません~。小説やドラマでも
      良くスルーされます~。でもいい人なんです~。」

826 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/30(火) 00:57:31 ID:2cXCuUzV
丹羽長秀や金森長近が次男坊だと即座に答えれる奴は相当なマニア

827 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/30(火) 01:11:32 ID:QUk8SK90
「養子のおかげで多少メジャーに成れました!前田利久です。」
「嫁が母上見捨てて逃げたので廃嫡されました。細川忠隆です。」

853 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/31(水) 00:43:13 ID:Nvhgt0Ef
>>825 >>827
岩城親隆「某DQNの伯父の俺を忘れるなよ」

立花道雪と家臣の使い方・いい話

2008年10月16日 13:34

237 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/09/30(火) 14:04:14 ID:2Dr2KcqJ
>>235
スマンカッタ。では改めて

立花道雪の家臣団と言えば、屈強さで天下に名高い者達であったが、その中にも、どうにも
目だった武功の無い者がいた。
戦の前の日、彼がその事で悩んでいる事を知ると、道雪はこれを呼び出し、諭した。

「武功をなすのも、運不運があるものだ。そなたが弱いから武功が無いのではない、と言う事は
私がよく知っている。

明日の戦で、周りの者達にそそのかされて、武功をあせり抜け駆けなどして討ち死にしてはならぬ。
それは、私に対する不忠であるぞ。
そなたはその身を全うし、この道雪の行く末を見るのだ。

私は、お前達のような家臣を打ち連れているからこそ、このように年老いても、
敵の真ん中に出て怯むことなくいられるのだからな。」

次の日この者は、人に遅れじと奮戦した。そして道雪も、彼の武者振りが少しでもいいと
「あの者を見よ!この道雪の目に狂いはなかったわ!」と褒め上げ、彼の面目を上げた。

道雪は常々こう言っていたという。

「武士に弱い者はいない。もし弱い者がいれば、それはその者ではなく、その大将が悪いからなのだ。」




238 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/09/30(火) 19:42:58 ID:NlryWuWO
( ;∀;)イイハナシダナー

239 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/09/30(火) 20:26:39 ID:RMIPuET0
雷神様さすがだお(;ω;)

240 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 01:21:42 ID:6lGl6y0n
最近「ほめる技術、しかる作法」という本を読んだせいで
>>237に強く感心してしまった

241 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 03:22:00 ID:5T5mXeOw
現代の上司とまるで器が違うw

立花道雪の主従・いい話

2008年10月16日 10:54

690 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/08/17(日) 21:47:33 ID:ZF46RlkB
 若き頃、半身不随となった立花道雪は身の回りの事を
専ら小姓達に任せていた。皆、道雪に見込まれた若達で
あった。
 ある時、道雪の屋敷に客が来た。接客は道雪の小姓達
が担当していた。その小姓の一人が緊張のあまり、客の
膳を取り落とし、料理を座にぶちまけてしまった。時は
戦国である。粗相のひとつで戦になる世である。詫びて
腹を切ろうとする小姓を道雪は制し、客に言った。
「私の家臣が粗相を致し、誠に申し訳ない。だが彼は、
ひとたび戦となれば、体の動かぬ私のかわりに、真っ先に
敵に向かって行く、勇敢な奴です。戦の粗相なら致し方な
いが、接客の粗相は主人の責です。どうかお許しくだされ。」
道雪の小姓達も一同に進み出て、「お許しくだされ。」と
平伏した。
これを見た客は、立花主従の絆に深く感動し、粗相を許した。


 後年、道雪は死を陣中にて迎える。最期の命令は
「私の遺骸に甲冑を着せ、敵陣に向けてこの地に埋めよ。もし
この命に背けば、悪霊となって祟る。」であった。
だが家臣達は道雪の遺骸を敵地に捨て置き、逃げる事など出来
ない。皆は決めた。
「道雪様は皆で領地にお運びしよう。もし祟りがあって、道雪
様が枕元に立たれるなら、喜んで腹を切ろう。道雪様に見届け
て頂けるなら、これほどの幸せは無い。」

 生涯三十七度の戦を戦い抜き、主君大友家を支え続けた道雪。
彼が守り抜いたのは大友家だけではなく、戦国の世に稀に見る、
主従の絆であった。
その絆は彼が薫育した愛息、立花宗茂に受け継がれていくのである。





691 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/08/17(日) 21:50:09 ID:552cM3GS
>>690
ちょ、マジ泣きしたんだがwwww

692 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/08/17(日) 22:10:26 ID:YkujUi/d
>>690
男子たるものかくありたいものだ。

699 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/08/20(水) 05:15:27 ID:vlut3PMW
>>690
だいぶ前にゆづか正成が描いた読み切り思い出した
牛小屋メンバーの描くオッサンのカッコ良さは異常

702 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/08/20(水) 20:48:36 ID:pXv+Q8mT
>>690
立花道雪は部下との
強い絆を物語る逸話が多いね(峻烈なところもあるけど)。
以下、蛇足ながら自分が知っているちょっと
違う逸話を(「武田信玄のリーダー学」に載っていた)。

戦場で手柄が立てられず、意気消沈している部下に対し道雪曰く、

「戦場の手柄は運に大きく左右されるものだ。
そなたの武勇のほどはこの道雪が誰よりも知っている。
わしのような不具者が今日まで生きてこられたのも
そなたの忠義あればこそじゃ。決して急いてはならぬ。
つまらぬ功を焦って討ち死にするなど愚の骨頂。
命を大切にし、長生きして、いつまでもちんば(原文ママ)の
道雪を守ってほしい」

その道雪の日頃の口癖(同じく武田信玄のリーダー学」より)

「もともと弱い兵などいない。もしいるとすれば、
それはその兵の長所を見抜けていないだけであり、
長所を見抜けぬ大将がいけない」

戦国の世にあって、肢体不自由という究極のハンデを
背負いながら猛将として名を馳せた道雪。
自身が深い苦悩を抱え、そして克服したからこそ、
「不具の自分にはお前たちが頼りだ」と
さらりと言えてしまうのだろうか。